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[STRAIGHT GRAIN] - 84K
Charatan 期のがドうしようもなく旨くなかったり、虎視眈々と狙っていた Leeds 期のを預って貰ったり、とさんざ縁のナかった初號機和田勉コト Leeds 期の Ben Wade。丁度 apple ト云うシェイプ自体に目覚めた時だったので本当に丁度良かった。
元々の状態は悪くなかったが大部分がバフアウトされていて兎に角刻印が薄い。Leeds 期の特徴であるメーカ名刻印を括る枠は見えるが、上部にあるべき紳士の横顔がどう頑張って見ても米にしか見えなかったり、POS もシェイプナンバもあまりハッキりとは見えなかったり。
更に残念なのはステムのホットスタンプ。辛うじてメーカ名刻印と同じ形のものが打たれていたのだろな、と予想出来る。
特筆すべきはボタンの形状で、両角が丸く加工されていてなかなか面白い。Charatan 期の和田勉のボタンも(ややカクカクとはしているが)コレに似て両角が面取りされていたりしたので、これは Leeds 期後期やそれ以降の和田勉の特徴なのかもしれない。テノンはシンプルな一段でシャンクとほぼ同じサイズで連続性のある開口部を持つが、せっかくの煙道がリップ側に向かって非常に細く加工されているので、エアフローはややもするとストレスを感じるかも。
刻印のバウアウトやリムトップのノッキング跡から相当使い込まれたモノと想像出来る。ぷりんトしたヒールからすぅっと伸びたシャンク、そこから連続してやや長めに取られたステムは非常にスマートな印象で、化粧っけは少ないながらも良く見るとけっこう美人で一生懸命働くその姿にドキドキさせられるコープさんのレジのお姉さんの様だ。<よくわかりません
STRAIGHT GRAIN トはあるが然程目を魅く様なグレインでもナいので、恐らくフロウの無いモノがこのグレードに選ばれていたのではないかト思われる。やや辛口寄りな割にはクセを抑圧する様で、良く云えばクールでライトだが、コクや雑味をひっくるめて愉しむタイプの煙草を詰めるのにはもしかしたら向いていないかもしれない。
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