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LMB [...] - 160
校長先生から「それは旨かったですよ」と譲って戴いた一本。旨いと聞くと試さずには居られないので皆極力俺に「これ旨いよ」って云わないで欲しいホント。破産するw
LMB ト云うキーでは、オールドライターがちょっと当るぐらいで、ネットではそれらしい情報は見付からなかった。brevete、はフランス語でパテントの意の様だが、登録番号等も見当たらず。
咥え心地はややコツーンと固く、また耐水ペーパで磨いた時に出る削り糟が、ヴァルカナイトならば茶色い処、黒っポい墨汁の様な色で、ト云うコトはこれ、ヴァルカナイトではないのではないのか。
シェイプナンバーがある、ト云う事はある程度のバリエーションがあった、ト云う事だろうけど、ふむー。全然ワカらん。
造形に目を遣るとコレがナカナカ格好良いからサラに良くワカらん。八角のキリッとしたパネルが底部迄続き、ヒールから今度はスィーと流れる様にステムへと美しく纏まっていて美しい。
材質は微妙に謎だが、ステムも非常に丁寧に作られている。リップの形状はオリフィックからの変遷期なのだろうか、アタリに綺麗なアールが付けられている。
やや痛んではいるが各パネルから火皿迄のリムの巾もホボ均一に保たれている。
なによりも驚いたのは大口径の煙道。バルカンブレンドやその他やや複雑さが売りなブレンドで試すとくそみその大音量でちょっとアレだが、やや単調気味なシンプルなヴァージニアをガチムチに詰めると甘味がぐいっと全面に出て、ちびりちびりやっていても咥内にバターが鉄板に浸み渡る様にしっかりと残って非常に旨い。こんなペースだと俺が Dunhill の旨さに辿り着くのには後三〇年は掛るんじゃないだろうか。
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