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[FOUR DOT] - "BOWLER"
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Weight | Width (min) | Width (max) | Height | Bore | Depth | Shank | Stem | LOA | Airway |
29g | 31mm | 39mm | 32mm | 19mm | 28mm | 28mm | 90mm | 157mm | 135mm |
Left | nil | ||||||||
Right | nil | ||||||||
Bottom | MADE IN / ENGLAND (football) Sasieni FOUR DOT PAT NO.150221/20 "BOWLER" | ||||||||
Top | nil | ||||||||
Stem | "(four dot)" |
ね。遠くからチラっト見ただけで、あ、BOWLER だてワカるでしょ。プリンスかくあるべし、ちゅーか、もう BOWLER 以外は全部「プリンス、のようなもの」ト云うシェイプ名で通っていなければならないのでわ、とすら思う。この曲線、延長線上にある直線、(正確な重心ト云う意味でなく)重心の印象、サイズ、全てがもう格好良い。前面の膨らみと窄みは膨よかに、後面はそれと比べてやや直線的で少ししか膨らんでいないトコとかもうシビれちゃう。
辛うじて全て読める刻印の通りの、捩じ込み式のフィットメント付きタイプのテノン。モノ自体は残念ながら切り落されていたが、切断面は割と丁寧に削られていたので、フローから起る対流に問題は無い。時代的な都合(物資不足?)からか、ドットの色が一つだけ微妙に濃ゆく、もう一つが薄く、残りの二つはほぼ白かったりするのは御愛嬌。
前述の通りのテノンだけど、シャンクの長さからすればちょっと短かいのではと心配になるが、接合に何の支障も無い。広く高く開いたフレア部も快適。唯一の難点を敢えて挙げるなら、このリップの厚さだが、コレはコレでこれ以上薄いと咥えた時に上下に揺れ易くなったりするし、そもそも咥え心地や歯茎の沈みに快適な固さなので、実際はコレぐらいが丁度だったりする。
小振りである事、つまり狭い表面積ト云うプリンスの不利な立場をまったく思わせない、表情豊かで自由に舞い踊るカービングは流石。下部片方から上部逆方へと溝がうねりながら流れているので、副産物的で意図してない効果だとは思うけど、手触りに程良い刺激とグリップがあって、いつまで触っていたくなる。
で、これで旨いんだからもうどうしたら良いんでしょうか本当に。火皿の絶対容積が小さい為どうしても長時間咥えているワケには行かないのだが、それが良い「じらし」になって、ついつい何度も使ってしまったり。極度の旨い厨なら犬歯を抜いてこのリップに合せた入れ歯を作って一生咥えているんじゃないだろうか。<それは云い過ぎな上にまったく伝わらない
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