[YELLO-BOLE] - 2633
KBB [YELLO-BOLE] - 2633 | |||||||||
Weight | Width (min) | Width (max) | Height | Bore | Depth | Shank | Stem | LOA | Airway |
37g | 27mm | 37mm | 40mm | 18mm | 37mm | 43mm | 59mm | 133mm | 111mm |
Left | KBB (clover) YELLO-BOLE | ||||||||
Right | 2633 ; U | ||||||||
Bottom | ALGERIAN BRUYERE | ||||||||
Top | nil | ||||||||
Stem | (black circle inlay) |
ウチも負けじとアップル通信だ。金額的には送料込みで \B1 未満、ト随分とショボいけど。シェイプナンバーに拠るとラージアップルとの事だが、そない云う程ラージではなかったりする。
ROCK AMBERA にメタルテノンでショベル付。位置関係は画像の通り。
んで、装着してみたトコ。上の位置関係の画像からもワカる様に、火皿開口部に迄ショベル先端が到達する様な仕組みで、煙道ト云うよりも寧ろショベルしろとでも呼んだ方が良い様なスペースが大きく削られている。撮影後ショベルはスタッフがおいしくいただきました。
安かったのも当然ト云うか、一番苦労したのが、このステムのリップ部分。噛み千切ったか犬歯か何かで貫通させたか、理由は知らないが、元々あったリップをゴッソリ削った様子で、見事にボタンのエッジはすっかり跡形も無く、またナイフか何かで手荒に削った様子で、しかもその後も随分と噛まれており、もう届いた時には目もアテられない状態だった。♪包丁一本~と歌いながら、ヤスリと #240 あたりのサンドペーパを使い、全体的なバランスを見ながら削り込んで、何とかボタンらしきものは出来た。ふぅ。
そんなステムはまぁ置いといて。見てこのかわゆいアップル。長さもそうだけど、蕾の様な膨らみ具合の太さも、丁度良い。底部はシャンクのステムとの接合部の際迄フラットに切られている。
"HONEY" 云々が消え、この太い字体のロゴと ALGERIAN BRUYERE が打たれる様になったのは後期なんだろうかしらハてサて。右側ボウルとシャンクの付け根近辺に "U" の刻印があるが、コレが裏ドラ的グレード(若しくは同じ産地内での何かしらの区分)なのか、それともカーヴァーのイニシャルなのかも謎。パターンとして三つぐらいしか見た事無いしそのサンプルの年代もそれぞれ離れてるから、前者の様な気がするんだけど。
終盤に底のショベルしろに灰が落ちて詰り易かったり、ステムに入ってメタルテノンを過ぎた途端に極端に細くなる煙道の影響で対流からジュースが発生し易かったりするが、そこさえ気をつければ、VA がスッキりと旨い。重い描写を期待するとちょっとガッカりするが、ヘイタイプなんかだと雑味が飛んで甘さだけが来るトコなんか本当素晴しい。
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