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[BEST MAKE] - 149

resize3574.jpgLILLEHAMMER [BEST MAKE] - 149
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
25g 30mm 32mm 42mm 18mm 41mm 35mm 87mm 152mm 137mm
Left
LILLEHAMMER
GL
BEST MAKE
Right MADE IN NORWAY
Bottom 149
Top nil
Stem nil



resize3562.jpgresize3563.jpgresize3564.jpg

Lillehammer の魅力の一つに、ツイーと流れる様に細く伸びたステムと、サイズこそ小さくこじんまりとしているが端正なスタンメルとのバランスの妙、があると思うんだけど、これはまさしくその「らしさ」を真正面から表していて、清々しい。リムの傷さえなければなぁト。


resize3571.jpgresize3570.jpgresize3575.jpg

未だ強く残る刻印を眺めていて思い付いた。刻印のその三パターンの変移については何度か妄想をフル回転させてきたのだけど、これでひとまず終りにしたい。縦長(ト云うか G の最後の縦ストロークと曲線右下部に分け目が無い)タイプが初期、丸型(ト云うか曲線右下部と縦ストロークが分かれている)タイプが中期、そして丸型ピリオド付きが後期だ。これ、ものっそい事云ってるの承知で、雰囲気だけが根拠。


resize3560.jpgresize3561.jpgresize3567.jpg

勿論テノン開口部の内径面取りの角度等も絡めて考える事も出来るが、それ混ぜ出すとサンポールよりも酷くなるので置いとくとして、これはフラットに切られている。ちなみに、全世代を通じて四方から内側へカットされているリップ開口部や、ヒールへ向けキュッと絞られた下部の窄みは、それしか方法を知らなかったから、で落ち着いている。


resize3568.jpgresize3565.jpgresize3569.jpg

フロウらしき箇所や埋め跡は見当らず。やや偏りはあるがビシッと目の詰まったバーズアイから流れるクロスグレインも格好良い。何故 SUPER EXTRA 足り得なかったのか不思議なぐらい。SUPER EXTRA がラインとして存在してない頃なら合点も行くが。


resize3572.jpgresize3566.jpgresize3573.jpg

ステインの発色もワザとらしいオレンジ等ではなく、やや赤みがかったナチュラルな色合いが良い。特にこの "149" は長さと重さのバランスが素晴しい。何よりも叩き出す喫味が良いんだから凄いね本当に。しかしこの Lillehammer、メーカ名としては無名に近いが決して(譬えばギターで云う処のテスコ等の)ビザールの類では無いのに、どうして皆買わないんだろうか。もしかして誰かが買い占めたりしてるの? <わざわざ云いますが、ボケてます


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[VIRGIN] - 9490

resize3556.jpgGBD [VIRGIN] - 9490
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
35g 31mm 37mm 45mm 19mm 40mm 38mm 70mm 132mm 118mm
Left
GBD (circled)
VIRGIN
Right LONDON ENGLAND
9490
Bottom nil
Top nil
Stem GBD (gold roundel)



resize3545.jpgresize3546.jpgresize3557.jpg

ほぼフルベントでスクエアシャンク、ト云う珍しい組合せの VIRGIN。ステムからしゅっとした線で立体的に描かれる曲線と平面が格好良い。これでステムが黒いと何かの工具みたいな野暮な印象になるんだろうけど、perspex である事で見事にエレガントな印象になっている。VIRGIN と perspex のコンビネーションの好例。


resize3551.jpgresize3552.jpgresize3549.jpg

刻印は若干薄いがここ迄残っとりゃあ御の字でしょう。"LONDON" と "ENGLAND" の間にピリオドは無く、またリムはカットではなく緩やかにカーブする様成形されている。


resize3542.jpgresize3559.jpgresize3550.jpg

上のリムの形状とピリオドの有無、そしてこのテノン先端の丸加工とスリットの深広状態とラウンディルの色で、もしかしたら何かしらの年代判別が出来るのかもしれない。もしかしなくても経験則として GBD は年代とかグレードとか関係無しにアタリハズレの偏差が喫うてみる迄読めないので、どっちゃでもエエ云うたらどっちゃでもエエけど。あ、これはアタりです。


resize3554.jpgresize3547.jpgresize3553.jpg

形状から明らかな様に、クリーナーは簡単に通りません。で、モーティス側とステム先端面との夫々の位置に著しいギャップがあってそこに対流が起り、注意しないとジュースが多発してしまう。リュータと研削ビットで緩やかにカーブを付けてやれば解消するトは思うのだけど、なんだか踏み込めず。アタリなだけにヘタに弄りたくないんだけど、うーん。


resize3558.jpgresize3548.jpgresize3555.jpg

かなりのサイズはあるがベント角度のお陰か然程重さは感じさせず、またヒールが平らなので咥えているのに飽いたらポンと置いておける、実用性のあるシェイプ。丸いトコと真っ直ぐなトコを取って付けた様に纏めているワケではナく、底部前面からシャンクへと流れるラインに不自然さが無く、自然に perspex のステムへと継がって行くトコなんて素敵過ぎる。


resize3534.jpgresize3535.jpgresize3536.jpg

で、ココからが本題。この perspex ステム、何度か使用しているウチに、経年劣化かステム煙道内の表面が荒れてしまって、段々とヤニによる着色が起る。上の画像は、左から O メソッド前の状態、溶剤に漬け込み中、んで水揚げしてブラシでコスった後、なんだけど、うん、あんまり変わんない。これだけでスッカり綺麗になる個体も有るには有るんだけど。


resize3537.jpgト云う事で再度レモン果汁に挑戦。今回はタップりとレモン果汁でドボドボに湿らしたモールを挿し込み、ジップロックに放り込んで封をして、暗所で一晩寝かせました。


 


resize3538.jpgほしたらほぅれこの通り。一晩経ってみると、煙道側の汚れのほとんどはモールへと移って、透過性が増しました。挿し込んで暫くして一度抜いた時点で既にある程度汚れは浮いてきていたので、時間を掛ければ掛ける程良いト云うワケではナいんだろうけど、レモン果汁の分量はかなりしっかり目の方が良いみたい。



resize3539.jpgresize3540.jpgresize3541.jpg

O メソッド直後に一度アルコールで浸したモールを何度も通してみたんだけど何も変わらなかったのが、レモン果汁で細部へ付着したヤニが浮き上がったのか、今度はさっと一度通すだけで、この美しさ。


resize3543.jpgresize3544.jpgさらにこの後 A/R を一度掛け、外側をコンパウンドで磨いて、ハイこの通りです。ステムが汚れる度に GMR フル行程走り切るのも面倒臭いし、とお悩みの perspex freak な方、また、普通のステムなんだけどなんだか内部が汚れてる様な気がするなぁて方も、このレモン果汁、ちょっと試してみて。


Comoy's [GRAND SLAM] - 336CR

resize3532.jpgCOMOY'S [GRAND SLAM] - 336CR
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
26g 29mm 37mm 32mm 18mm 27mm 31mm 76mm 142mm 119mm
Left
COMOY'S
GRAND SLAM
PATENT
Right MADE IN ENGLAND (circle)
U.S.PAT 2001612
336CR
Bottom *4
Top nil
Stem Bar-Logo (missing)



resize3522.jpgresize3523.jpgresize3524.jpg



resize3518.jpgresize3519.jpgresize3520.jpg



resize3525.jpgresize3526.jpgresize3521.jpg



resize3527.jpgresize3529.jpgresize3528.jpg



resize3531.jpgresize3530.jpgresize3533.jpg



西パ連卯月集会のお礼

さて今回もご参加頂きました皆様、残念ながらご参加頂けなかった皆様、その他極めて(ry、本当にありがとうございました。今月も無事楽しい集会を開く事が出来ました。もう最近ではキッチりと自分の五体がどのアタりでコントロール効かなくなるかバッチり見極める事が出来る様になったみたいで、今回も何枚か画像に収める事が出来ましたので、適当にレポートしてみたいト思います。


resize3502.jpgresize3503.jpgresize3504.jpg

不慮の事故(備品を会社に忘れた)があり、前回よりちょっと遅い目に基地に到着。ババーと勝手に縄張り宜しく荷物を広げて、いざスタート。


resize3500.jpgresize3501.jpgちなみに今回のまかないは水餃子。しかし皮からト云うワケではナく、神戸元町南京町の東栄商行からお取り寄せ。シェフが急遽体調不良の為不参加ト云う事で、鍋に水張って茹でるだけ、あとは各自分のドンブリで勝手に味付け、ト云う到ってシンプル且つ漢っポいまかないでした。


resize3505.jpgさて本日のメーンエヴェントはステムのメンテ。私はオキシクリーンや重層(あ、しまった、十三だけに、てベタなボケ用意してたのに云うの忘れとった)やメラミンフォーム、その他の道具の簡単な説明だけをして、あとは、研磨を通り越してその技法を(良い意味で)研魔術へと昇華させた鑢の錬金術師にしてヴァルカナイトの貴公子 tora さんに全てをお任せしました。


resize3506.jpgresize3507.jpgresize3509.jpg

こうして更めて他の人の作業を見てみると、僅かな手順の違いで、本来なら省けていたイラん手間が垣間見えたり、少しの手際の違いで随分と結果が違うのに気付けたり、普段自分がイカにサヴォっているかが良くワカったり、ト色々な発見があって非常に興味深かかったです。ああそうだ。研磨用の道具トして Mr. 研磨クロスを教えて貰ったのですが、これは大収穫。めっさ使い易そうでした。


resize3510.jpgresize3511.jpgresize3512.jpg

オキシクリーン溶剤から水揚げし、重層とメラミンフォームである程度ヌメりと浮き出た汚れを落した後は、オッス連呼でどんどん磨いて行きます。つかこんな丁寧に磨くべきなのだトその場にヘタり込む処でした。普段自分が、いくら早く喫いたいからト云えども、如何に仕上に急いで手を抜いていたかが良くワカります。


resize3508.jpgresize3513.jpgヘタったボタンのエッジを立て直すコツも披露して戴いたのですが、うーん、成程。三角と平とを上手に使い分けて、見事にパリっとしたエッジの効いたボタンへと姿を変えたリップは本当に素晴しかったです。あと一番驚いたのが、コンパウンドの使い方。汚れ落し用とプラッチック用を上手く使い分け、私が普段使っている 1/3 程度の分量で、見事にピカピカに仕上がって行くステムには本当に感動しました。つかこの道具だけ見てステムの研磨をしているト一体何人の人が気付くでしょうか。すげーw


resize3499.jpg西パ連はレストアフリークの会ではナいので、今回レポしたのは勿論ホンの一部で、大部分の時間は新しい煙草のお試しやらパイプの自慢やら雑談やらで、あっト云う間に約八時間が過ぎて行きました。もしかしたら余るカモと懸念されていた水餃子も、もちもちっトした皮とドンブリの中で弾ける肉汁が旨さをサラに演出し、完食。来た時よりも美しく、とババーと片付けして、無事終電で帰宅出来ました。


次回は五月一七日。 まいどの方もはじめましての方も皆々様是非。 ほんま四の五の云わんと来てみ。


[ROOT] - 112 (1933)

resize3481.jpgDUNHILL [ROOT] - 112 (1933)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
29g 27mm 35mm 37mm 18mm 33mm 35mm 80mm 147mm 125mm
Left
R DUNHILL
  LONDON
Right MADE IN ENGLAND13   112
U.S.PATENT.1861910/32
Bottom nil
Top nil
Stem (white spot)
REG.No
654638



resize3475.jpgresize3476.jpgresize3472.jpg

やっと見付けた、ト云えば大袈裟だが、自分の中で取り敢えず一番気持ち良いアップルはコの 112 かな。上部と下部の窄む比率が、シンメトリなベルシェイプではやはり駄目で、かト云って極端な不釣り合いでも駄目なんよ。そして、細くしかし確実に継ぐシャンク。口元へとすっくと伸びるステム。一見至極当たり前の様になにげなくアップルなのに、他にこんなアップル無いの。すごいね。


resize3470.jpgresize3482.jpgresize3471.jpg

届いた時は、大まかには良いんだけど要所要所酷使した跡があって心配したけど、刻印はパリッパリで。ト云う事は、とワクワクしながらレストアしてみると、案の定小指程度に迄狭くなっていた火皿やこんもりとリムに盛られたタールを剥けば、つるぴかの表面や火皿内側のツール跡がいとも簡単に露になった。多分リーミングもバフがけも一度もされてこなかったんだろう。


resize3464.jpgresize3465.jpgresize3466.jpg

この所謂 Vernon tenon、パテントからワカってはいたのだけど、更めてこの目で見ると、ほんまイカツいな。ココに竹籤を挿すのですね、わかります。ト云う感じで普通に挿さっていたチューブは、ステムと同じ素材で、これまた驚いたり。噂通り配置からこの先にさらに短かいアルミチューブが挿さるト妄想されるんだけど、幸か不幸か、そこ迄は確認出来ず。これ意図してかどうかはワカらんけど、煙が極力金属部と接触しない様に、ト云う点では、大正解。


resize3467.jpgresize3468.jpgresize3469.jpg

Dunhill のヴァルカナイトのあの柔らかさト迄は行かないにせよ、材質故か、柔らかい咥え心地のリップと、しっかりとしたホールド感を感じさせる背の高いボタン。色調だけ見れば現代のそれからすれば斑でややボヤけた感もあるが、逆に、象牙のホワイトスポットや木目と相俟って全体的な一体感を演出する、元祖 Cumberland の深みのある色合いも良い。ステム裏側の REG.No 654638 と覚しき部分が消えかけているのダケが残念だ。


resize3479.jpgresize3474.jpgresize3480.jpg

後年の、ややもすると単にオレンジっぽいダケのナチュラルフィニッシュの単調な ROOT とはまったく違う、引き込まれる様な透明感のあるステインも格好良いし、実際の煙道とのその差約半分のチューブを抜いてエアーフローを取るか、煙が金属にあたってジュースが多発するのを避ける方を取るか、クリッカーテノンのその功罪には悩まされるが、しかしほんま珍妙な魅力満載の初期 ROOT。Oil curing に関しては、コレとっても勘違いなのを承知で云うト、fishtail の Sasieni のソレにものスゴく似てたりする。Shell 程濃くはナいんだけど、確かに狙ってるトコには辿りついている、そのギリギリ感の部分だけだけど。


resize3477.jpgresize3473.jpgresize3478.jpg

後に(まぁ後の方が売れたんだろうから Dunhill 的には良いんだろけど)、その辺りの不思議な存在感はまったく失せてすっかり平凡になってしまう ROOT と、この ROOT とを見比べて、その数奇な運命はやはり Little Joe の後釜として工場長となった Vernon Dunhill の意地ト云うか、遅刻してるのに早過ぎた天才性ト云うか、思わず想いを馳せてしまう。こうして 3/4 世紀過ぎてやっと関心は魅くがしかしその実用性には首を傾げざるを得ない処とか、あれ? そう云えば最近もそう思わせる人が近くて遠いトコに居るような気がするんだけど。勘違いかな(^ー゚)b


[SUPER BRIAR BARK] - 5F

resize3459.jpgPARKER [SUPER BRIAR BARK] - 5F
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
29g 30mm 32mm 43mm 19mm 36mm 37mm 65mm 135mm 112mm
Left
nil
Right nil
Bottom 5/F
PARKER SUPER BRIAR BARK
MADE IN LONDON
ENGLAND 21
PAT.No116989\17
T
Top nil
Stem P (diamond)



resize3457.jpgresize3458.jpgresize3454.jpg

状態は然程良く無く、しかし刻印等がワリとパリっとしていた為それなりの競争が発生し、思っていたよりも高かった。でレストアしてみると火皿の大部分に焦げがあったり、ステムが酷く酸化していたりで兎に角大変で。火皿の径は、度重なるリーミングで恐らくオリジナルよりも随分と大きくなってしまっているのではないだろうか。


resize3448.jpgresize3450.jpgresize3449.jpg

パテントナンバーの示す通り Dunhill と同じタイプのフィルタが挿さっていたのだろう、テノン開口部はそれ用にやや大きめに開いている。ト云う事はホットスタンプもチューブのステム側終端を示してるのかな。リップ側スリットもテノン側と比較してギャップが出ないサイズで開いている。ちなみに材質は Dunhill のあの不思議な柔らを持つそれとは違い、かなり固い。


resize3451.jpgresize3452.jpgresize3453.jpg

決め手となる資料がほとんどナい Parker の dating だが、ザッとググった中で一番ソレっぽいのは  pipes.org のこのスレッドか。John Loring 氏の本に載っているそうだが、二つのサンプルから勝手に妄想すると、どうも "ENGLAND" の後の数字に 25 を足した数が年の様で、21+25=46 なので、一九四六年、と終戦直後って、わー、これまた大変な時期に。一九二二年創始、その後一九二五年ラインスタートとかで、そっから順番に数えてたりするのかしらん。


resize3463.jpgresize3456.jpgresize3462.jpg

ステインやサンドブラストに関しては、トップがスムースである事を除けば、うねり波打つ風合いや下地と表層のコントラストの色合い等、Dunhill とかなり類似した印象はある。しかし Dunhill と相対的に比べれば浅めで、類似した機械とミディアムを使って、似た様な手法でサンブラを打っていたとして、それでも浅くなる、ト云う事は、そもそもの原木がまったく違う、ト云う事かな。


resize3460.jpgresize3455.jpgresize3461.jpg

もうドコへ向っているかバレてるトは思うんだけど、所謂 oil curing についても顕著なトコロを確認する事は出来なかった。不本意に大きくなってしまった火皿の径とチューブ用に広く開いた煙道の影響はあるにしても、どう慎重に扱ってもあの甘く濃く太い芯は出ない。苦みに近いコクはしっかりと出るだけにちょっと残念だが、それが好みに合うのならドンピシャだろう。やはり古い ParkerDunhill のセカンド(又はリジェクト)であるト云うのは間違いである、ト云うのが何トはナしに確認出来たのはかなりの収穫。かな。


Loewe [STANDARD] - BIRMINGHAM

resize3442.jpgLOEWE [STANDARD] - BIRMINGHAM
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
32g 21mm 32mm 44mm 17mm 39mm 41mm 70mm 139mm 124mm
Left
L&CO (circled)
STANDARD
Right LOEWE
LONDON.W.
Bottom BIRMINGHAM
Top nil
Stem nil


CTRL# SE-017
swap: ¥7,000
memo: ステムがシャンクに比べ痩せています。
2008年10月27日 swap へカテゴリを移動しました。
swap の詳細はhttp://shuzed.blog104.fc2.com/blog-entry-258.htmlを参照して下さい。



resize3435.jpgresize3436.jpgresize3440.jpg

お手本の様にスマートで細く美しくベントしている "BIRMINGHAM"。ステムはまっ茶色で、火皿もかなりヘヴィーにラウンディングされていたが、なんとか頑張った。


resize3438.jpgresize3437.jpgresize3439.jpg

"STANDARD" ト云うモデルコードと "BIRMINGHAM" ト云うシェイプコードから、一九五〇年代後半~六〇年代中盤迄、かな。


resize3432.jpgresize3433.jpgresize3434.jpg

二段テノンの先端の開口部はやや深目にベベルカットされている。リップ側開口部スリットはこのサイズにしては縦幅が高めで、全体を通して十分なエアフローに一役買っている。ベントの角度の都合だろうか、モーティスと煙道は段階に分けて切られている。


resize3441.jpgresize3445.jpgresize3443.jpg

良い方は悪いが至極普通のベント。なのにナニがスマートに、いやスマートでは足りない、けどセクシーとは違う身近感。兎に角その辺りの魅力が不思議だったのだけど、不適切な程撫で回していて、あ、多分シャンクとボウルの外径の比だ、と気付いた。<遅ぇよ


resize3446.jpgresize3444.jpgresize3447.jpg

あとこのバーズアイみっちりなヒールからシャンクへと流れるラインも。これでもうちょっとボウルサイズが大きかったりボウルのトップから下にかけての膨らみが極端に広かったりするト、途端に取って付けた様に見えるんだろうけど、曲線が至極自然に流れてて素敵。なんか肩甲骨あたりをゆっくりと指先で優しく撫でている気分に。ちょっとビデオ試写室いってくる。


KB [OUR MAKE] - ...

resize3431.jpgKB [OUR MAKE] - ...
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
31g 29mm 36mm 47mm 20mm 36mm 34mm 53mm 116mm 95mm
Left
KB (diamond) ; [anchor] [U?]
OUR MAKE  ; STERLING
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize3421.jpgresize3423.jpgresize3422.jpg
炉の道を行けば どうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり 靴一足が道となる
迷わず行けよ 行けば分かるさ

ト云う事でセラーが間違っている事を期待して "KB OUR MAKE" と題された品物を落してみた、ト云う話。


resize3416.jpgresize3419.jpgresize3420.jpg

テノンは骨の類ではなく、表面が気泡の跡か何かで荒れている事(あと、下段落の事故にも継がるのだけど、水分と熱で膨張してしまう事)等から、どうやら何かの樹脂の様子。どうみても "OUR MAKE" です。本当に(ry フェルールのアンカーの錨腕の先に爪は無く、またその隣の刻印は判別不能ラクガキの様な形で、下部に "STERLING" とあるが(硫黄分が手元に無いのでワカらんが)これ、銀じゃないト思う。


resize3417.jpgresize3418.jpgresize3430.jpg

綺麗な状態のアンバーも経年変化が起きたアンバーもしっかりじっくりとこの目で見た事が無いのでハッキりとはワカらないが、美しい色のステム。リップやボタンの形や厚みだけはオリフィックの様だが、開口部にスリットが切ってある。追記: 不慮の自己の事故によりテノン接合部から割ってしまいましたが、明い方を見れば、砕けた断面から恐らくアンバーであるとワカりました。ヤッター!!<棒読み


resize3428.jpgresize3424.jpgresize3429.jpg

リップはやや厚過ぎる感はあるものの、存在感のあるシェイプ、ステイン、直線と曲線の交わり、そして見た目からは想像し難いバランスの良さは、良い。それなりにアタってみたが皆目見当の付かない "KB OUR MAKE" だが、これは所謂「生味」か。unsmoked ト云う事でもう少しブレイクインで馴らさないとハッキリとはワカらないが、取り乱してまとまり無く飛び出す旨さのスパイクの散らかり様から、そう考える。あ、良い意味でですよ。ホールマークの節操の無さから、多分アーリーメリケンだト思うのだけど、味の比較になりそうな CPF だとか WDC だとかは持ってないので、ハてサて。


resize3426.jpgresize3425.jpgresize3427.jpg

しかし今回しみじみト思ったのは、こういう、他所に表現のサンプルの無いモノをこうして言葉にするのが如何に難しいか、ト云う事。自分が知らない事は兎に角判らないからト云うダケで気に喰わんト根拠も検証も無く只如何に馬鹿から見た馬鹿はどう馬鹿かト云うどうでも良い事をつらつら羅列して臭して扱き下ろすダケでエントリを済ませて良いのなら、どんなに楽か。そう云う意味で、果敢にも世界各地の面妖しなパイプを試しては、その良さも悪さも含めて、極力バイアスを排除し多角面から検証し、それをワカり易く、そして何よりも楽しそうに伝えてくれる校長先生のクラブ活動は、そう云う意味でも、本当に素晴らしいな、ト思います。


[...] - (1910)

resize3402.jpgBBB [...] - (1910)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
17g 20mm 31mm 33mm 11mm 22mm 27mm 27mm 91mm 74mm
Left
BBB (diamond) ; AF&CO ; [anchor] [passant] [l]
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize3408.jpgresize3409.jpg♪炉の道は~いつか来た道~ アッー!! そぉお~だよ~♪






resize3397.jpgresize3398.jpgresize3399.jpg

フェルールの刻印は "l" ト云う事で一九一〇年。フェルール、というか指輪みたい。こちらの一つ年下のいもうと、ト云う位置付け、かな。


resize3395.jpgresize3407.jpgresize3396.jpg

それにしても小さい。一〇センチを下回るパイプなんて初めて。しかしミニチュアの飾り物としてではなく、きちんと使えるパイプとして、ちゃんと出来上がっている。


resize3393.jpgresize3394.jpg二段テノンの開口部先端は内側へベベルカット。リップはやや厚めだが、ボタンが高いのでホールド感が良く、当然の事ながら軽いので、まったく気にならない。寧ろこの程度の厚みがないと横へ滑るカモ。




resize3401.jpgresize3400.jpgresize3403.jpg

出品はタイからだったが、心配していたガンジャ等の誤った使用跡は無かった(なんト云うバイアス!)。しかし小指の先すら入らない程のカーボンの堆積には大変困らされた。貝剥きナイフの先端が辛うじて入ったのでそれでシツコにゴリゴリと根気良く削って何トかなった。またこの堆積で判らなかったがリムはかなり荒れていた。まぁこれは仕方ナい。


resize3404.jpgresize3406.jpgresize3405.jpg

前述の通り、飾りを目的として作られていたのではなく、ちゃんとしたパイプとして作られており、そのちいさなからだサイズからは信じられない艶と端麗さとバランスも然ること乍、芯の太いコクや内頬をしっとりと濡らす甘さに、正直驚いた。恐らく火皿のサイズが小さい事で、歓迎されない雑味やスパイクがビルドアップしない、ト云う特性もあるのだろうけど、それにしても、だ。


resize3411.jpgresize3410.jpg丁度同じ週にレストアを済ませた HURLINGHAM と並べてみたが、全長がこのステムとほぼ同じ長さ。もちっとワカり易い例で云うト、ネイルタンパーとほぼ同じ。なにもしんぱいしないでいい。これからはずっとおじさんのそばにいなさい。ははぁん。なんとなくハマる理由がワカってきたゾ。


[YELLO-BOLE] - THINS

resize3389.jpgKBB [YELLO-BOLE] - THINS
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
25g 24mm 37mm 40mm 18mm 25mm 28mm 85mm 152mm 122mm
Left
KBB (clover) ;
THINS
BY
YELLO-BOLE(R)
IMPORTED BRIAR
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem (black circle)



resize3382.jpgresize3384.jpgresize3383.jpg

色々と思い付く限り検索してみたが、どうも "THINS" ト云うのは YELLO-BOLE のみに存在するモデルコード兼シェイプコードの様だ。Kaywoodie だと Reverse President Colt S Vest とかそう云うヤヤコしい名前になるだろうけど。ボウルトップはポケットからのスムースな取り出しを狙ってか丸く面取りされている。ステムには黒のサークル。


resize3378.jpgresize3377.jpgresize3379.jpg

ショベルタイプの後に採用されたと思われる耳掻きみたいなスティンガ付き。外してみるとテノン開口部は二段(スティンガの径に一段、さらに煙道として細くもう一段)に切られていてそのギャップからピーピー音がして五月蝿かったので、心を鬼にして、ドリル刃で調整した。ちなみに A/R で表面が荒れた事と発色のチープさから ROCK AMBER ト云われるものとはまた違うアクリルであるト妄想する。


resize3381.jpgresize3380.jpgエレガントでお上品な趣きから、恐らく最初はご婦人向けに作ったのかな。で、作った後で、御婦人達はそもそも vest を着用なさらない事に気付いて、廃止、ト。




resize3390.jpgresize3385.jpgresize3391.jpg

コレは、火皿両側一部が煤けている以外コーティングもホボ全域残っており、外側のラッカーも(近くで良く見ればシワの様に剥れかけの箇所はあるが)かなり状態が良かったので剥離せず。埋め跡は若干あるが、光沢で然程目立たない。


resize3387.jpgresize3386.jpgresize3388.jpg

所謂 vest pocket とは違って前傾したシェイプに合せてヒールに向けて鋭角に流れるフォルムは、"THINS" ト云うそもそもの発想を飛び出して、まるで海原を走る船体の様。ああそうそう、ウエのデータの火皿内径は平均値で(実際は 23x13)、割箸の片方の先端を駆使しないとタンピング出来ません。トまぁ色々あるケド、珍妙な YELLO-BOLE に時折見られる、ラタキアから今迄味わった事の無い様な甘さを引っ張り出す、不思議な一本。


Sasieni [FOUR DOT RUSTIC] - "HURLINGHAM"

resize3368.jpgSasieni [FOUR DOT RUSTIC] - "HURLINGHAM"
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
45g 33mm 41mm 46mm 21mm 40mm 41mm 74mm 154mm 127mm
Left
nil
Right nil
Bottom "HURLINGHAM"     ; MADE IN/ENGLAND (football)
Sasieni
FOUR DOT RUSTIC
LONDON MADE
Top nil
Stem FOUR DOT (larg light blue)



resize3363.jpgresize3364.jpgresize3362.jpg



resize3361.jpgresize3359.jpgresize3360.jpg



resize3369.jpgresize3365.jpgresize3370.jpg



resize3371.jpgresize3376.jpgresize3372.jpg



resize3366.jpgresize3375.jpgresize3367.jpg



resize3373.jpgresize3374.jpg


[FLAME] - 26

resize3353.jpgLILLEHAMMER [FLAME] - 26
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
32g 30mm 31mm 51mm 19mm 46mm 50mm 63mm 149mm 125mm
Left
LILLEHAMMER
FLAME
Right MADE IN NORWAY
Bottom 26
Top nil
Stem nil



resize3345.jpgresize3346.jpgresize3347.jpg

Lillehammer 全グレード制覇計画番外編で FLAME。セラー曰く Thorbjorn Rygh 作らしいが、根拠を尋ねると彼が元々落札した別のセラーの情報ト云う事で、その当時の ebay のページのコピーも見して貰うたが、その人も二〇〇五年のカンザスのパイプショウで購入したトしか言及しておらず、根拠は浅い。シェイプコード 26 は通常のラインでも既に存在しているし、P.O.S. も "HANDMADE IN NORWAY" ではない事から、云う程最後期ではナいのでわト。


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しかし FLAME ト云うグレード自体が一九六〇年代と思われるカタログや価格表に出て来ない事や、今迄の妄想に妄想を積み重ねた結果から得た、「ファンシーの興隆に対抗する苦肉の策としてのグレードの多様化」を踏まえて、SANDBLAST や BASTIA ト云った下位グレードによる裾野広げとは別に、SUPER EXTRA 以外の上位グレードのさらなる充実化を図る必要性等を考えれば、Kriswill による買収直前の、第四期(LoF 調べ)後半ト考えるのが妥当だろう。


resize3343.jpgresize3344.jpgそう考えると、テノン開口部がベベルカットされているのも、手間とその精度の点では素晴しいが、もしかしたら後期になって後から付け加えた一手間かも、トすら思える。当時流行り出したファンシーパイプのステムのデザインがそうだったのを単純に導入したダケなのかもしれないし。ボタンは引き続き四方向からの面取りを採用して、何か追加で一手間せな売れん、みたいな感じで。


resize3355.jpgresize3352.jpgresize3354.jpg

それにしてもこのケツの窄み。そこへ持ってきてグレード名通りのフレイムグレイン。26 番の様なスラリとしたスマートなシェイプにドハマりで、理路整然ト云うか、割と大きいのにシンプルで不思議な纏まりがあって、本当に美しい。いやグレイン厨からすればこんなんは生半可に見えるんかもしれんけど、自分にとってはコレで十分。


resize3356.jpgresize3351.jpgresize3357.jpg

ト云う事で、第四期をグレードの多様化と決め付けての、再度おさらい;

  1. 創始者 Gudbrand Larsen (メシャムパイプのみ)による第一期
  2. その息子 August Larsen (ブライヤパイプ開始)による第二期
  3. Larsen 家外の法人による買収(一九一六年)以降の第三期
  4. 一九六〇年代後半、(フロウの有無とは別にグレインによる)グレードが多様化する第四期
  5. Kriswill による買収や作家 Thorbjorn Rygh による(一九七〇年代)最後のあがきの第五期

 


[VIRGIN] - 357

resize3339.jpgGBD [VIRGIN] - 357
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
35g 32mm 42mm 35mm 19mm 31mm 31mm 89mm 160mm 140mm
Left
GBD
VIRGIN
Right LONDON ENGLAND ; 357
Bottom nil
Top nil
Stem GBD (gold roundel)



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VIRGIN で PERSPEX で 357 で、ト GBD の好きなトコを全部一纏めにした一本。落札後の遣り取りの時に、コレコレこう云うパイプが今は好みやねん、みたいな雑談をセラーと交しておくと、「見付けますた」と出品前に直接連絡呉れたりするセラーが ebay にはチらホら居たりして(出物にも拠る)。コレはそう云う経緯で入手。


resize3342.jpgresize3336.jpgresize3341.jpg

更にコレん時はどうも事前に見せて呉れていた画像には写っていなかった傷が出荷前の最終確認で見付かったらしく、なんか届いた箱開けたらもう一本別の GBD が「ごめんね」のメモと共に入っていたりして。ムコウはムコウで ebay に払う手数料分儲けたダロうし、その傷の事で後でモメる位なら、との事だろう。


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刻印は全体的に薄くなっているがロゴもグレードも、そして勿論 "." (ピリオド)無しの P.O.S. もなんとか読める。ちなみにセラー曰く見付けてしまった傷とはこのステムの金色ラウンデル右側の傷トの事だが。どんだけ日本人は fussy ト思われているのか。引き続きそう思い続けて頂きたいが。


resize3327.jpgresize3328.jpgresize3340.jpg

テノンの先端は丸く面取りされているタイプ。リップには若干の噛み傷があったのでヤスリで落せる処迄落してみた。プリンスはあまりリップが薄くなり過ぎると咥えている時の上下の揺れが大きくなるのであまり削り込む事が出来ず、まだ少し跡は残っているが。PERSPEX ステムのヤニ除去については下に追記。


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一口にプリンスと云っても各メーカで微妙に違うのは当然として、残念なコトに GBD の 357 のそのシェイプは然程格好良いワケではない(当社比)。上部と下部の膨らみの比や重心の違いが大きく影響するトして、357 は上下均一でまた起伏が緩やかな点で、そう感じるのだと思う。もちろんプリンスはシャンクの細いベントスクワットアップルでしかナい、トしてのみ捉えれば、一番正しい姿ではあるが。何れにせよ、ズドンと来る甘味にはヤヤ欠けるものの「何も足さない何も引かない」良い GBD だと思う。


追記: ああ、そうそう。レモン果汁でヤニが消えるかどうか(果汁を浸したモールを挿して一晩放置)やってみたんだけど、あまり効果は見られず。その後ハイター原液も使って同し事してみたけどそれもイマイチ。んで A/R 掛けたら汚れはアッサりと消えたり。三つのコンボが良かったのか、使ったポッカの果汁が古かったのか、今後も色々と試して、いつか別エントリで紹介してみたい。


[YELLO-BOLE] - 2633

resize3322.jpgKBB [YELLO-BOLE] - 2633
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
37g 27mm 37mm 40mm 18mm 37mm 43mm 59mm 133mm 111mm
Left
KBB (clover) YELLO-BOLE
Right 2633 ; U
Bottom ALGERIAN BRUYERE
Top nil
Stem (black circle inlay)



resize3317.jpgresize3314.jpgresize3318.jpg

ウチも負けじとアップル通信だ。金額的には送料込みで \B1 未満、ト随分とショボいけど。シェイプナンバーに拠るとラージアップルとの事だが、そない云う程ラージではなかったりする。


resize3305.jpgresize3306.jpgROCK AMBERA にメタルテノンでショベル付。位置関係は画像の通り。


resize3308.jpgresize3307.jpgんで、装着してみたトコ。上の位置関係の画像からもワカる様に、火皿開口部に迄ショベル先端が到達する様な仕組みで、煙道ト云うよりも寧ろショベルしろとでも呼んだ方が良い様なスペースが大きく削られている。撮影後ショベルはスタッフがおいしくいただきました。


resize3309.jpgresize3310.jpgresize3311.jpg

安かったのも当然ト云うか、一番苦労したのが、このステムのリップ部分。噛み千切ったか犬歯か何かで貫通させたか、理由は知らないが、元々あったリップをゴッソリ削った様子で、見事にボタンのエッジはすっかり跡形も無く、またナイフか何かで手荒に削った様子で、しかもその後も随分と噛まれており、もう届いた時には目もアテられない状態だった。♪包丁一本~と歌いながら、ヤスリと #240 あたりのサンドペーパを使い、全体的なバランスを見ながら削り込んで、何とかボタンらしきものは出来た。ふぅ。


resize3321.jpgresize3320.jpgresize3319.jpg

そんなステムはまぁ置いといて。見てこのかわゆいアップル。長さもそうだけど、蕾の様な膨らみ具合の太さも、丁度良い。底部はシャンクのステムとの接合部の際迄フラットに切られている。


resize3312.jpgresize3313.jpgresize3315.jpg

"HONEY" 云々が消え、この太い字体のロゴと ALGERIAN BRUYERE が打たれる様になったのは後期なんだろうかしらハてサて。右側ボウルとシャンクの付け根近辺に "U" の刻印があるが、コレが裏ドラ的グレード(若しくは同じ産地内での何かしらの区分)なのか、それともカーヴァーのイニシャルなのかも謎。パターンとして三つぐらいしか見た事無いしそのサンプルの年代もそれぞれ離れてるから、前者の様な気がするんだけど。


resize3323.jpgresize3316.jpgresize3324.jpg

終盤に底のショベルしろに灰が落ちて詰り易かったり、ステムに入ってメタルテノンを過ぎた途端に極端に細くなる煙道の影響で対流からジュースが発生し易かったりするが、そこさえ気をつければ、VA がスッキりと旨い。重い描写を期待するとちょっとガッカりするが、ヘイタイプなんかだと雑味が飛んで甘さだけが来るトコなんか本当素晴しい。


[EVERYMAN] - 324

resize3302.jpgCOMOY'S [EVERYMAN] - 324
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
35g 31mm 35mm 51mm 20mm 42mm 42mm 74mm 145mm 130mm
Left
The
EVERYMAN
LONDON PIPE
Right MADE IN LONDON/ENGLAND ; 324
Bottom nil
Top nil
Stem 3-bar logo



resize3300.jpgresize3299.jpgresize3301.jpg

経年劣化か過度のレストアかそれともこう云う色なのか、ややボヤけた感のあるステインではあるが、シャープでエッジーな、ややもすると前衛的とも云える鋭角なヒール部を持つベント。3-bar logo が無ければ GBD とか Charatan とか云われても信じるカモ。少なくとも自分の思っている Comoy にこのシェイプのイメージはナい。


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恐らく何かしらのフィットメントが嵌められていたと予想される少し広めのテノン開口部と、深く開けられたモーティス。ベント角からくるゆらぎをしっかりと支えつつ、歯肉に違和感を与えない適度な薄さと広さを持つリップ。接合部から離れているハンドカットな 3-bar logo。


resize3294.jpgresize3295.jpgresize3296.jpg

3-bar logo のインレイされている位置からモールドであるかハンドカットであるかは判別出来るが、中期とされるモノにも後期にもその存在が見られるコトから年代判別迄は難しいトコロ。刻印等から一九五〇~六〇年代前半と妄想。


resize3303.jpgresize3298.jpgresize3304.jpg

で、実はコレ、ずっと濁った味がして、おかしいなぁ、Comoy もセカンドになるとこんなモンなんかなぁ、と不思議でならなかったのだけど、今回画像に収める前に再度フルに GMR を一通りかけてみるコトにして、SA の段階でビックり。えーと、モーティスが倍深くなりました。


resize3291.jpgresize3297.jpgresize3292.jpg

で、埋め跡は数ヶ所見られるモノの、しかし矢張り Comoy は Comoy なワケで。嗚呼。今も途上ではあるけども、更めて、自分が如何に未熟であったか、また、如何に自分が自身の生半可な姿勢を棚に上げて恥ずかしげもなくセカンドだからとパイプの所為にしていたか。安西先生…レストアが…したいです…


F & T [REJECT] - ...

resize3285.jpgF&T [REJECT] - ...
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
30g 31mm 33mm 46mm 19mm 40mm 40mm 56mm 134mm 109mm
Left
F&T (diamond) REJECT
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil


CTRL# SU-017
swap: ¥6,000
memo: 四本セットです(残り三本は下記 URL 参照して下さい)。ラスティック練習用とか白木に剥いてリ・ステインの練習用とかに。
http://shuzed.blog104.fc2.com/blog-entry-105.html
http://shuzed.blog104.fc2.com/blog-entry-96.html
http://shuzed.blog104.fc2.com/blog-entry-99.html
2008年9月15日 swap へカテゴリを移動しました。
swap の詳細はhttp://shuzed.blog104.fc2.com/blog-entry-258.htmlを参照して下さい。


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さて聡明なエステートコレクターの方なピンコ起つ F&T REJECT。当然 Sasieni を勝手に期待してしまうんだが、ちょっと待って欲しい。なんだこの漂うチープ感。カッチカチのモールドテノンならそれらしくもっと大きく開いてても良いんじゃないかト思わせるステム両端の開口部、その仕上げの粗さ。うむー。


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白木好きな人なら涎でおべべが濡れてしまうであろう程ステインの類は一切使われていなかったのだけど、スムース面にフレンチポリッシュ宜しくシェラックを塗ったらものっそいオレンジ色になっちゃった。そうそう。Unsmoked ト云う事で、火皿も真っ白だった。て、あれ?


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だいたい Sasieni のダブリン系ってもっと前傾しとるよね確か。VICTORIA とかみたくステムがもうちっと長ければスマートでエレガントな感じも出ただろうに。Sasieni が OEM かも、ト思ったからコソの入札だったけど、うーん、これはやってもたかも(て\B1程度でしたが)。


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明るい方を見れば、幸か不幸か、今迄然程所謂「木の味」を気にした事が無かった処、モロに、もう何を詰めても Wood Taste で。Woody じゃなくて Wood な(大事なので二回云いました)。まぁソレ自体はブレイクインで馴らして行けばナんトかナるカモだけど、嗚呼、何この標本の様なフロウ。ト云う事で、REJECT は矢張りどうあっても REJECT ト云う事で。


[SUPER EXTRA] - 87

resize3270.jpgLILLEHAMMER [SUPER EXTRA] - 87
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
40g 32mm 39mm 44mm 19mm 37mm 37mm 62mm 140mm 115mm
Left
LILLEHAMMER
GL
SUPER EXTRA
Right MADE IN NORWAY
Bottom 87
Top nil
Stem G.L



resize3269.jpgresize3268.jpgresize3271.jpg

何か大きな罰でも中る前触れだったのだろうか、非常に安価で落札出来た。セラーさん曰く、元々以前コレを売った人がコレクションを減らすからトの理由での代行の出品で、でそもそもその人、前は $110 程払ってセラーさんから落札したらしいが、ト云う事はほぼ半額。ちなみに未だ何の罰らしい罰は中っていない。


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G と L の間にピリオドの入らない縦長の書体、P.O.S. 等は(暫定)初期の刻印。シェイプコードに二桁と三桁とがあるのについては、未だに法則性はワカらないが。


resize3260.jpgresize3261.jpgresize3264.jpg

モーティスは若干深めに開いてはいるが、テノン開口部が整然と大きく開けられているので、極端なギャップには成っていない。ステム開口部も毎度の事ながら四方から丁寧に面取りされている。んで、SUPER EXTRA で何が嬉しいかて、他のグレードでは見られない、ステム左側のホットスタンプ。ちなみにこのロゴの "G.L" のピリオドの様に見えるの、コレ押印時のブレではナく、実はベントビリヤードを模してたりする。


resize3262.jpgresize3273.jpgresize3263.jpg

真横から見るとややチャビーなアップルで、前方の方にウェイトが寄り気味に見えるが、このヒールの窄み。これ何の傾斜も付けず、方眼紙に底面ピッタり付く様にして、ホボ真正面から撮ったのだけど、どうこの、キュッと絞られた角度。踏み付けられたらたまりまへんな。


resize3274.jpgresize3272.jpgresize3275.jpg

単にフロウの有無でのみのグレーディングなので SUPER EXTRA だからト云って nice grain を期待しては駄目なのだけど、そう云う意味ではグレインが格好良かったらそれはもうめっさラッキーと云う事で。両側からの流れがも少し均等だったらもっと良かったんだけど、まぁソレはソレ。


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まとめ
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