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[TRADITION] - 189

resize0160.jpgCOMOY'S [TRADITION] - 189
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
37g 33mm 35mm 46mm 20mm 40mm 38mm 76mm 145mm 130mm
Left
COMOYS
TRADITION
Right LONDON  (football) 189
MADE
Bottom nil
Top nil
Stem C (3pt)



resize0164.jpg実はこの UNSMOKED の TRADITION の 189 、自分の ebay 検索からはスコーンと取り零しておりその存在自体まったく知らなかったのだが、親切な OB さんが IRC で教えて呉れたので助かった。やっててよかった IRC!!



resize0167.jpgresize0166.jpg複製用の雛形サンプルでも取れそうな、深くパリっとした刻印。POS がブレているのは私がアル中だからではなくダブルスタンプ故で、シェイプナンバの "189" の右側には刻印の角が当った様な跡もある(月曜日にでも打たれたのだろうか)。またもやアポストロフィ無しの "COMOYS" にフットボール "LONDON MADE" のコンビネーション。


resize0165.jpgしかし 3 part C logo の右側開口部の黒棒インレイは他の物と同じく、中心の黒棒インレイとほぼ同じサイズ。フットボールスタンプが戦後以降も使われていたと見るべきか、インレイの大小はあまり気にするな、と考えるべきかw


resize0162.jpgresize0163.jpg展示でもされていたのだろうかそれとも暗所で保管されてなかったのか、UNSMOKED だがステムは若干酸化していた。サンドペーパは使わずに重層とメラミンフォームを使ってしっかり磨いて、コンパウンドで仕上げてピカピカ。テノンにネジ切り跡は無し。誰も噛んでいないリップは時を経て今自分の手元に在るのだ、と思うと、ちょっと感動する。


resize0158.jpgresize0159.jpgTRADITION のそのコントラストの素晴しさも、どうしても手垢や古いワックス等の経年変化でいまひとつビシッと伝わらないものも在る中、どうですかお客さん。


resize0161.jpgシェイプとしてはビリヤードだが、ボウル部の詳細としては、中心部に膨らみを持たせ、上部を下部をやや絞って、樽の様になっている。


resize0168.jpgresize0157.jpgただ寝かせただけのエアーキュアはおまじない程度の効果しか無い、とも、長く放置すればする程、しかもそれは湿度の高い日本では駄目で、洗ったフルーツオブザルームの肌着があっト云う間にパリパリになる程湿度の低い国でのみ有効で、乾きに乾きキッたモノ程良い、とも云われるが、まぁ与太話は与太話、素直に、一万年と二千年前から長い間紆余曲折を経つつ誰に使われるでも無しに自分の手元に来た偶然を喜びたい。ちなみに味の方だが、当然 Comoy なので、芯の太い膨よかで濃厚な味わいで、でちょっと驚いたのが、非常に明るい香り立ちを持つ事。なんでワカるかって? 吸うてしもたからや。


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[OLD ENGLAND] - 79S

resize0151.jpgSasieni [OLD ENGLAND] - 79S
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
43g 32mm 45mm 42mm 19mm 33mm 47mm 70mm 145mm 125mm
Left
nil
Right nil
Bottom MADE IN (football) 79S
ENGLAND              OLD ENGLAND
                                  LONDON MADE
Top nil
Stem Shield Logo



resize0145.jpgそう頻繁に見ないので Sasieni はあんまり格好良い Bent Bulldog 作って来なかったのかな、と思い込んでいたのだが、間違ってました。


resize0146.jpgresize0150.jpg曲線と直線が入り交り織り成す厚い質感と端麗さ。スムースだとややもするとボテッとして重たい印象(それがまた良いト云う場合もあるが)になるシェイプ が、ラスティック処理でシャープに仕上がっている。コントラストのなまめかしいサンドブラストも良いが、全面真っ黒で、幾何学的なのに有機的なラスティッ クもまたシックで格好良い。褒め過ぎかなw


resize0148.jpgresize0149.jpgト云う事でちょっと云わせて貰うなら、トップ全体やヒールにかけての線の流れは、も少し直線的な方が良い様な気がする。まぁ咥えてる時は見えんし、そこはほれ、味で十分補ってるから。


resize0143.jpgresize0144.jpgシールドロゴはやや薄れてはいるものの健在。刻印は随分とチビてしまっているが辛うじて読める。恐らく一九四〇~五〇の Old England だろうが、なかなかのミントコンディションだ。


resize0142.jpgresize0141.jpg一番驚いたのはそのリップの薄さ。咥角にデキモノでもあったらサクっと切ってしまってオオゴトんなるぐらいシャープなショルダーと、薄いリップと、 しかし咥え込む必要のほとんど無い程エッジのパリッと効いたボタンと。今迄は 38 以外はたいがいややボテッとした咥え心地なんだとバカり思い込んでいた分、めっさ驚いた(届いた時からものっそテカっていたので前の持ち主による削り込み かもしれないが、そうだとしても大変丁寧に成形されている)。


resize0147.jpg良いパイプの条件ト云うのには色々とあるとは思うが、入手し易い価格帯だが見た目や質に難あり(で、挙句あんまり旨くない事もあったり)、か、見た目や質においては最高だが価格帯や入荷に難がある(で、挙句あんまり旨くない事もあったり)、そのどちらかしか無い状況を、ついー、ト軽くしかも強烈に打ち砕く程、Sasieni の OLD ENGLAND にはその条件のほとんどが揃っている様に思う。


Jan Zeman [Latitude 41] - North Cape

resize0134.jpgJan ZEMAN [Latitude 41] - North Cape
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
49g 30mm 45mm 47mm 20mm 35mm 31mm 63mm 135mm 108mm
Left
ZEMAN
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize0132.jpg


resize0133.jpg


resize0137.jpg


resize0140.jpg


resize0138.jpg


resize0139.jpg


resize0136.jpg


resize0135.jpg


[PEBBLE GRAIN] - XX (1998)

resize0128.jpgAshton [PEBBLE GRAIN] - XX (1998)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
49g 33mm 37mm 50mm 18mm 42mm 45mm 76mm 145mm 134mm
Left
nil
Right nil
Bottom (XX) Ashton              MADE IN     18
     PEBBLE GRAIN ENGLAND
Top nil
Stem one dot (silver and briar inlay)



resize0127.jpg東にアンスモークがあれば、躍起になって落札し、西に汚れたリムがあれば、入手して丁寧に仕上げ、南に既に十分に集めたメーカの出品があれば、他人に譲るでなく大人気無くスナイプし、北に現代でも十分に旨いパイプがあると聞けば、逝ってそれを自ら確かめる。ト云う事で、近年特に北米で人気の高い深く味のあるブラスト仕上の Ashton の PEBBLE GRAIN。めっさ格好良い。


resize0126.jpg一番右端に打たれた "18" の一桁目の "1" は一九九〇年を、二桁目の "8" は八年を現す様なので、これは一九九八年のもの。サイズコードは "XX" と Ashton のラインナップとしては中間だが、十分デカいので、パイプスモーキングを、修行とかプレイとか、そういったタグイの生業にしている人以外にはこれ以上のサイズはお勧めしない。


resize0129.jpgヒールからシャンクにかけてやや水平に連続してからステムへと流れる造形は視点に拠ってはオームポールの様にも見えるが、そこからの角度で所謂ベントビリヤード寄りに収まっている。ベントビリヤードなどト云うシェイプなぞ存在しない、ト云う人はこれをどう呼ぶのかは知らんけど。


resize0130.jpgOB 氏を「本当に知らないの? ネタ?」と困惑させた程、Ashton についてはマウスピースの材質として世界的に有名な Ashtonite ト云う単語すらつい先日迄知らなかったのだが、ヴァルカナイトとアクリルを混合させたその咥え心地は成程ヴァルカナイトの様に柔らかく、そして光沢はアクリルの様に何時迄も続く。ちなみに A/R で白く粉が噴くト云うアクリルの部分はしっかり引き継がれているので、A/R 後の研磨は必須。


resize0125.jpgマウスピースの銀とブライヤのインレイによるロゴは無骨ながらも仄かにエレガントで、他所で在りそうで無い存在感がある。


resize0131.jpgリップはやや厚めでせっかくの柔らかい咥え心地を邪魔している。いやむしろ、好きな薄さ迄勝手に削ればエエんじゃね、的な意思すら感じられた。またベントの曲げの仕上げも良く見ると少し歪んでたりするので、その辺が気になる人は非常に厚いバイアスがかかるだろう。


resize0123.jpg一口に oil curing ト云ってもその結果だけを見ると様々で、木の持つ旨さを増幅させつつ生木の殺す処は殺すト云った所謂純粋な curing もあれば、そのナッティさばかりに囚われてか何度かの使用でその効果が薄れてしまう言わばその実 oil flavoring なだけのモノや、さらには結果に対する配慮無しに経過のみに囚われてただただ単に油に漬けただけの oil dipping もある中で、ashton の oil curing は(経験則からのみだが)正しく curing で、煙草の持つ旨味の芯の輪郭をハッキりとさせつつボウルから湧き出る香りは濃霧の様に纏わりつく。


resize0124.jpg勿論好みの問題もあるのだろうが、ナッティナッティ云う奴はヘーゼルナッツのシロップでも鼻先に塗っとけト思う自分にとってはこの curing が捻り出す味はどハマりだった。リップの成形には確かに難はあるが、その難を大いに上回る相性の良さだ。まあしかし多分他の人にとってはどってこと無い味だろうし、第一古くないので、どうか皆さんは引き続きスルーの方向で宜しくお願いします。


[TRADITION] - 110

resize2594.jpgCOMOYS [TRADITION] - 110
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
32g 31mm 35mm 47mm 19mm 40mm 47mm 64mm 142mm 121mm
Left
nil
Right nil
Bottom COMOYS    110   LONDON
TRADITION           MADE (football)
Top nil
Stem C (detailed 3 pcs)



resize0107.jpg誰しも虎視眈々と狙っている物件ト云うのがある。自分の場合、(自分の中で) Comoy を発見してからト云うモノ、そりゃあもう、絶対の絶対に欲しい、ト念じていたモノに、Comoy のサンドブラスト、それも SANDBLAST モデル名のモノではなく ROYAL か TRADITION ト云ったラインの、つまりスムースでも売れる処を敢てサンブラ打ったモノを、いつの日か、嗚呼君よ今何処、トずふぅート捜していたワケだが、夢って叶うんだね。見付けちゃった。


resize2597.jpg他の Comoy の後年の物と比べるとヤヤ厚くは感じるが、それでもヨソと比べれば十二分に薄く、咥え心地の良いリップ。


resize2596.jpgこれで INNER STEEL 仕様だったら気絶する処だが、そう世の中旨くは行かないワケで。しかしソんなコトは置いといても、二段テノンは精巧でばっちり。


resize2589.jpg見え方に拠ってはベベルされた様な角度がある様に見えるが、これは軽いラウンディングで、リムはフラット。


resize2595.jpgうねうねとした有機的なサンブラ処理。下地には薄らとしかし目に鮮かな赤がしっかりと存在し、それによって全体的に覆い被さる様な黒がより一層栄えて見える。


resize0105.jpgしかしこの画像だけみたら Dunhill の shell と見間違うんやなかろか。


resize0103.jpgアポストロフィ無しの "COMOYS" の刻印は一九四〇年代初期・中期~一九五〇年代初期、との事だが。


resize0104.jpgあいや待たれい。フットボールシェイプの "LONDON MADE" は一九二〇年代~一九三八年でわ。


resize0106.jpg一九三八年のイヤーコードのある ROYAL ト同じく、右側開口部が小さな黒丸で構成される 3 ピース C logo。て事で、三つ総合して一九三八~四〇年で、どや。何れにしても旨いです。


[FEATHERWEIGHT] - 123

resize2580.jpgStanwell [FEATHERWEIGHT] - 123
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
37g 28mm 35mm 45mm 18mm 37mm 31mm 75mm 141mm 127mm
Left
nil
Right 123
Bottom STANWELL
MADE IN DENMARK
FEATHERWEIGHT
Top nil
Stem S (with crown)



resize2579.jpgナんでもそうだが初めてのナにかト云うのは、良いモノであったのだと思い続けて居たい気持ちからか、ナにかしらの強いバイアスが掛ってしまい、またやはり初めての事なワケで、その当時と今とでは浅い知恵だとはしてもその絶対量は明かに違うから、諸手を挙げて盲信するのも違うし、ナにかと難しい。ナにがかすらワカらん。兎に角 Stanwell の Featherweight なのだ。


resize2581.jpgそらもう色々な煙草を詰めたし、色々な場所にも一緒に行ったし。こんなに長く一つの道具を大事にしたのはもしかしたら初めてかもしれん。


resize2587.jpgモールなぞブルジョアの消耗品、と庶民派を気取ってティッシュで作ったコヨリで煙道を清掃していて、そのティッシュを詰まらせた事もある。2ch やましてや mixi 等無く情報を交換する場等当時無かったのでそのまま買った煙草屋へ直行、煙道内の詰まりの修繕とテノンの交換で六千五百円。嗚呼、その金でモールの束が幾ら買えたか考えれば、良い授業料だった。


resize2585.jpg勿論交換されたテノンは抜群に良い出来で、此は此で儲けた。ト思いたい。思わせて。


resize2582.jpg此処迄紆余曲折(勿論未だ未だ途中だが)して GMR のカタチの様な処迄、何とか辿り着き、今迄はずっと所謂エステート品ばかりについて原状回復を目指して作業してきたのだが、心のどこかで、もしかしたら数々の過程に於いては、良く云えばキュアリング、悪く云えば魔改造の様な、原状を維持出来て居ない状態を知らず知らず創り出してしまっているのではないか、と悩んでいたワケだ。だってエステートの性格上、原状知り得んもん。ト云う事でフルコース仕掛けてみました。


resize2584.jpg結局としては、魔改造なぞは取り越し苦労、キュアリングなぞ虎を画きて狗に類す、遣り過ぎる事も取り零す事もナく、今迄の行程で、立派に原状回復出来た。やっぱり何の変哲も無い普通のパイプだった、と再認識するのはツラかったけど。


resize2586.jpgちなみに今回初めてアクリルに A/R を掛けたのだけど、大発見。表面が焼けて白い粉が噴きます。2ch の OB スレだったかで「溶けた!!」なんて云う人見掛けたのでフラッシングのインターバルには十分に注意したのだけど、駄目だった。ちなみに #1000 辺りから磨けば少しチビるけど戻ります。


resize2583.jpgすっかりカーボンも剥いた事で、正直、ああこれ始めこんな味やったなぁ、ト云う感想と、あれこれこんなマズかったっけ、ト云う感想から、このパイプはカーボンが無いと限りナく旨くナい側のパイプで在る事も確認出来たのは、嬉しい誤算。育てないと(ちなみにこの「育てる」ト云う表現は私は大嫌いなのですが多分コンセンサス得れていると思うので敢えて使っています)旨くナいパイプは不味いパイプ、なのは重々承知の上で、これからもまたえっちらおっちらカーボン付着させて頑張ってみよう、と心に誓う日本の夏。


[New Standard] - 9242

resize2570.jpgGBD [New Standard] - 9242
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
49g 28mm 41mm 37mm 18mm 30mm 36mm 64mm 128mm 112mm
Left
GBD
New Standard
Right LONDON ENGLAND
9242
Bottom nil
Top nil
Stem GBD (gold?)



resize2574.jpg目はそんなに詰まってはいないが底部曲面広範囲にバーズアイがばばーんと出ていて素敵。


resize2571.jpg刻印はかなり薄くなってしまっているが、辛うじて "New Standard" と読める。カタログ通りの Polished "tobacco" brown finish の明るめのステイン。


resize2572.jpg画像では銀色にも見えるが多分金色のラウンディル。外枠左下部にやや欠損ト云うか変形が有ってちょっと残念。


resize2573.jpg"." 有りに旨いのもあるが、とりあえず "." 無し "LONDON ENGLAND" は鉄板、かなぁ。けどなんだろう、なんか違和感残るなぁ。


resize2576.jpg段無しのぶっトいテノン。接地面も先端もフラットに成形されている。


resize2578.jpgものすごい噛み跡があったので #120、#240 の順番に頑張ってみた。これ以上やると形が崩れそうなので全部は消さずに止めた。


resize2577.jpg9438 のサドルよりも咥え易いテーパステム。咥角への当りも柔らかい。


resize2575.jpgどっからどう見ても格好良いし、撫でても摘んでも気持ち良いし、咥えた時のバランスも良く、火皿のサイズも丁度良い。あと一九九本ぐらいあったら丁度良いローテーションが組めそうだ。


LMB [...] - 160

resize0069.jpgLMB [...] - 160
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
26g 25mm 34mm 32mm 19mm 27mm 36mm 81mm 142mm 121mm
Left
(star)
LMB (arch)
BREVETE
Right 160
Bottom nil
Top nil
Stem LMB (arch)
BREVETE



resize0068.jpg校長先生から「それは旨かったですよ」と譲って戴いた一本。旨いと聞くと試さずには居られないので皆極力俺に「これ旨いよ」って云わないで欲しいホント。破産するw


resize0070.jpgLMB ト云うキーでは、オールドライターがちょっと当るぐらいで、ネットではそれらしい情報は見付からなかった。brevete、はフランス語でパテントの意の様だが、登録番号等も見当たらず。


resize0071.jpg咥え心地はややコツーンと固く、また耐水ペーパで磨いた時に出る削り糟が、ヴァルカナイトならば茶色い処、黒っポい墨汁の様な色で、ト云うコトはこれ、ヴァルカナイトではないのではないのか。


resize0072.jpgシェイプナンバーがある、ト云う事はある程度のバリエーションがあった、ト云う事だろうけど、ふむー。全然ワカらん。


resize0073.jpg造形に目を遣るとコレがナカナカ格好良いからサラに良くワカらん。八角のキリッとしたパネルが底部迄続き、ヒールから今度はスィーと流れる様にステムへと美しく纏まっていて美しい。


resize2569.jpg材質は微妙に謎だが、ステムも非常に丁寧に作られている。リップの形状はオリフィックからの変遷期なのだろうか、アタリに綺麗なアールが付けられている。


resize0074.jpgやや痛んではいるが各パネルから火皿迄のリムの巾もホボ均一に保たれている。


resize2568.jpgなによりも驚いたのは大口径の煙道。バルカンブレンドやその他やや複雑さが売りなブレンドで試すとくそみその大音量でちょっとアレだが、やや単調気味なシンプルなヴァージニアをガチムチに詰めると甘味がぐいっと全面に出て、ちびりちびりやっていても咥内にバターが鉄板に浸み渡る様にしっかりと残って非常に旨い。こんなペースだと俺が Dunhill の旨さに辿り着くのには後三〇年は掛るんじゃないだろうか。


[OWN MAKE] - (1900)

resize0061.jpgBBB [OWN MAKE] - (1900)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
31g 30mm 34mm 44mm 21mm 36mm 48mm 62mm 133mm 120mm
Left
BBB (diamond) | BBB (diamond)
OWN MAKE      | AF&Co
                            |(anchor)|(lion)|"a"|
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize0060.jpg工房直販! 獲れたてピチピチ! てナ意味にでもナるんだろうか。それとも本家本元! かな。兎に角、BBB OWN MAKE のベントビリヤード。


resize0059.jpg年を表わす刻印はパックマンのモンスターの枠に "a" なので一九〇〇年。Birmingham の刻印はこの頃に限るがある意味数え易い。


resize0062.jpgちょっと残念な焦げ跡があったり、前オーナのアウトランドか単に最初からズレていたのか多分後者の様な気もするが、いやハたマたその両方か、火皿の位置もちょとズレてたりする。しかし旨いので気にならない。誰だこんな旨いの黙ってたの。


resize0064.jpg木の乾燥に依る萎縮かナにかで出きたのだろうか、フェルールにはギャップ有り。ちなみにスカスカだったので木部とフェルール部両方綺麗にしてからセメダインで接着した。


resize0063.jpg毎度お馴染、てまだ二度目か、ヒールに向ってキュッと窄む様にアールの付いた側部から底部はたまらん。気付けばついついナデナデ触って居る。


resize0066.jpgスタンメル側煙道は極端に細いのだが、全体的なエアフローに不満を感じさせる事の無い、良い塩梅のステム。


resize0065.jpgやや強めにテーパがかかって収まる形状のアーミプッシュ。そのテーパの角度から、モーティスに遊びの空間が出来るので、若干ジュースが沸き易い。あ。それでモーティスが萎縮してフェルールとのギャップ出来たのかも。


resize0067.jpgシャンク側から強めに入ったテーパの角度を一旦中間部あたりまで継続させて膨らみ、そこからはリップに向かってまた細くなって行く、ト云うドラスティックで芸の細かいステムが格好良い。


resize0058.jpg細部に渡って細やかに作られており(またその多くの部分はまともに検証される機会を得ないまま継承されず忘れ去られている様にも見受けられるがそれは又別の機会に)、何にせよ旨いし、単に懐古主義的観点からでなく本当にその品質に寄って熱心なファンを魅き寄せ続けて居るのも頷ける。近日 YOB が BBB について更新、と噂に聞くが、その影響で今後の入札が加熱してしまわないかだけが心配だw


[BEST MAKE] - 315

resize2555.jpgLillehammer (G. Larsen Pipefabrik) [BEST MAKE] - 315
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
38g 33mm 36mm 44mm 19mm 38mm 53mm 68mm 149mm 125mm
Left
LILLEHAMMER(arch)
GL
BEST MAKE
Right MADE IN NORWAY 315
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize2558.jpgオトナゲナいと云われようがナんでも有りかと云われようが、そこに Lillehammer が有る限り。そらイツ迄経っても同好の志ナかナか集まらんワケだ。


resize2550.jpg「ところで、こいつを見てくれ。これをどう思う? 」
「すごく…大きいです」


resize2551.jpgと改変の余地も無い位スゴいカーボンの堆積で、径は以前の LHS の 15mm をサラに下マワる 13mm。しかし、ハンドリングマーク等ほとんど無く、その他の状況から、非常に丁寧に扱われていたと思われる。恐らく一度もリーミングしなかったダケなのだろう。


resize2557.jpg驚いた事に、いやト云うか案の定か、スッカりカーボンを剥くと、つるつるのピカピカで、逆にあの堆積していたカーボンがハンドリングマークから保護していたのだ、ト云うのが良くワカる。


resize2553.jpg刻印は薄くなってしまっているが、BEST MAKE とシッカり読める。


resize2554.jpg今迄見てきた Lillehammer のシェイプコードは全て底部に打たれていたのだが、これは "315" と左側シャンクのボウル寄りの位置に打たれている。


resize2556.jpg毎度思うのだが、SUPER EXTRA と BEST MAKE の違いが今一つ良くワカらない。確かに SUPER EXTRA の方がグレインの強調がハッキりしており、グレードが下がるにつれややボヤけてはいるが、ステイン自体が単調なのでパッと見では判断が付かない。実際手元にある別の SUPER EXTRA よりも綺麗なバースアイが出ている。その辺は主観ト云うか先入観にナンボ払うか、みたいな話なのかな。


resize2560.jpg中心に向かって円錐状(ト云って良いのだろうか)に切られたリップの開口部。


resize2559.jpg丁寧に切られた二段テノンもばっちり、だが、先端は内側に向けベベルカットされておらず、フラットだった。制作年代的な部分で左側の刻印と関係有るのだろうか。


resize2552.jpg結果として、他の人はカーボンの堆積で敬遠したのかオリジナルのソック付きにもかかわらず、非常に安価で落せた。GMR 万歳!!


[...] - (1905)

resize2545.jpgBBB [...] - (1905)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
23g 27mm 30mm 42mm 17mm 37mm 45mm 59mm 128mm 111mm
Left
BBB (diamond) || AF&Co BBB (diamond)
                               |(anchor)|(lion)|(f)|
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize2542.jpg面白い定番シェイプがあるでなし、興味深いフィニッシュも特に無し、とあまり BBB に食指が動かなかったのだが、校長先生BBB as OEM for Dunhill's (Cured) Bruyere 説に流されて、頑張って手を出してみた。残念ながら比べる元となる Dunhill が無いのでその部分については現在のトコ検証不可能だが、そんな事スッ飛んで、旨い。フヒヒwwwwサーセンwww


resize2543.jpgアンカー、ライオン、小文字の "f" ト云う事で一九〇五年で間違い無いだろう。


resize2544.jpgシャンクには菱形の中に BBB と入ったマークの刻印のみなので OWN MAKE より下位グレードになるのだろうか。


resize2546.jpg火皿は少しズレて開けられており、またトップのリムはやや黒ずんだ色に変色してしまっていたが、テーパーがかなり効いているので少々キツめにヴァージニアを詰めてもストレス無く綺麗な灰になってくし、ちびりちびりとやるだけで十分な輪郭と厚みが出る。


resize2547.jpg側面からヒール一点へと集まる様に丁寧に付けられたアールは写真ではなかなか判り辛いとは思うが、大変触り心地が良い。


resize2548.jpg雑な清掃からか開口部はやや崩れてしまっているが、精巧に切られた二段テノン。つか、テーパーが効いた火皿、側面からヒールへのアール、精巧な二段テノン、てそれ何て Lillehammer? あそうか!! BBB の職人さんがカド癌支配に嫌気サしてノルウェーに流れてッて、そこへ都合良くメシャム加工とは別にブライヤ製造ラインを整えたかった GL と利害が一致して Ω ΩΩ(ry


resize2549.jpgと妄想したくなる程両者は似ているのだが、大きく違うのは二点。一点は校長先生の指摘と自分の舌がハマっているかとは別として、確かに葉組や配合に依らないクッキりとした輪郭は、これを curing の味だトするのなら、ソコ。もう一点は毎度お馴染、リップの成形。これはちょっと残念な形に切られたリップのスリット。ト云うか余りにも不恰好なので、コレは多分前の持ち主による魔改造と見て間違いナいだろう。馬鹿タレ。BBB は(少ない自分の経験則からだが)他に比べると煙道が若干細い傾向にあるので、エアーフローの改善策のつもりだったのだろうか。確かにややタイトだが、そんな事しなくても十分に旨いのに。ト云うかニヤニヤが止まらない。


[TRADITION] - 42

resize2537.jpgCOMOY'S [TRADITION] - 42
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
40g 32mm 37mm 45mm 19mm 45mm 50mm 73mm 142mm 135mm
Left
COMOY'S
TRADITION
Right MADE IN LONDON (circle) 42
ENGLAND
Bottom nil
Top nil
Stem C logo (3 pcs)



resize2536.jpgコントラストの美しさも幼稚なセッティングの所為で台無しな感じで本当デジカメはそんな悪くないのが良くワカっているだけに悔しい。いやコレ俺の手元にあるんだから別に悔しくもないか。そうか。そうだった。


resize2539.jpgリムのベベル巾の狭いトップ。全体的に曲線が多い中でキリッとしたアクセントとして効いている。


resize2533.jpg少ない経験則からだが、Comoy は総じて曲線の表現が所謂スタンダードシェイプ群の中でも特に有機的で、ここから後極端に崩れてってしまう悪い意味での表現の自由奔放さのちょっと手前の詫寂もあって、そこに着目し始めると止まらない。


resize2534.jpgめっさ格好良いバーズアイびっちり。


resize2535.jpg反対側も勿論みっちり。ああ此が僅か数千円程度で手に入るなんて、絶対罰がアタる。フヒヒwwwサーセンwww


resize2532.jpgと笑っても居られないこのヒールの割れ。嗚呼これさえ無ければ。ちなみに SA の塩漬けでじんわりとエタノールが染み出てたので表面だけでは無いが、煙が漏れる、ト云うワケではナい。


resize2540.jpgああこれさえ無ければその二。何がそうさせたのか、無理矢理抉じ開けて拡張された開口部。


resize2541.jpgああこれさえ無けらばその三。薄さとその咥え心地には全然文句は無いのだが、兎に角、ティースマークが酷かった。


resize2538.jpgしかし死に至らしめない苦痛は必ず糧となるのは本当で、これめっさ旨い。外で吸ったら絶対猥褻物陳列罪か何かで捕まる。それぐらい旨過ぎて吸っている間中ずっとニタニタしてしまう。銃殺刑の前に一服させてやるって云われた時選ぶ一本に間違い無い。今んトコ予定無いけど。


[GUINEA GRAIN] - EL

IMG_2745s.jpgBarling [GUINEA GRAIN] - EL
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
38g 32mm 36mm 46mm 19mm 41mm 42mm 62mm 134mm 111mm
Left
Barling's (script)
GUINEA GRAIN REGD
Right EL
Bottom nil
Top nil
Stem BARLING'S (cross) | REGD
                                    DESIGN



IMG_2767s.jpg非常に悪い癖なのは重々承知の上で、けどどうしても止められない癖のヒトツが、リップを見ただけで勝手に旨いかそうでもないか決めて掛る事。経験則として学習してきた事なのか積み重なった思い込みなのか。勿論リップさえ良ければ良いのか、ト云う話ではナく、文脈的には、おうちに帰る迄が遠足です、ト云う部分で。いずれにせヨ、これ絶対旨いよね。


IMG_2765s.jpgごっぽりしっかりばっちりと開いたテノン開口部もプロミシング。フラットなのは前期か後期か、ハたマた。


IMG_2760s.jpgステム表側の Barling Cross はバフアウトしてあまり良い状態で残ってはない。まあでも刻印で味が変わるでもなし。酸っぱい葡萄ですが。


IMG_2764s.jpgステム裏側に打たれた "REGD DESIGN" の刻印は一九五〇年代初期か、ト云う話だが、コれもマた。


IMG_2735s.jpg全体的に薄くなってしまっているが、アポストロフィが見える。筆記体の "g" の下部が "GRAIN" と "REDG" の間にぐいっと入り込んでいるのが恰好良い。


IMG_2732s.jpgえるしってるかバーリングをあつめるとぬける。ちなみにシェイプコードは見当たらなかった。


IMG_2752s.jpgそのモデル名通り、美しいグレインは色調の妙が恰好いい。誰だ、昔はトレンドとして然程グレインの善し悪しは関係無かったのではトか云ってたヤツは。俺か。どれを取っても現行品に比べ相対的に旨いから霞んでしまっていたが、恰好良いのは恰好良い。


IMG_2725s.jpg赤くもなくナチュラルや薄茶でもない、丁度良い色合いと深さ。


IMG_2757s.jpgリム内側エッジが柔らかいのはバーリングの特徴なのだろうか。さて唯一 oil curing されているのではト云われる Guinea Grain、云われてみれば確かにヴァージニアを詰めれば、揉んだ指先で鼻先を擦った時の様な野性味のあるダイレクトなヴァージニアの匂いがボウルトップから立ってくるし、イングリッシュを詰めれば、ズドンと濃厚で重圧なラタキアやオリエンタルの甘くコクのある味にクッキりと、しかしペリクやケンタッキー等に寄って外側から押し集められた結果としてでなく、しっかりとした輪郭が出てきて、そう云う意味では、自分が知っている「これは oil curing されてますよ」と謳われているパイプと同じキャラクタである点から、oil curing されているのだろうと思われる。まぁあと二〇〇本ぐらいギニー集めん事には、断言出来ないが。


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まとめ
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