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[OLD ENGLAND] - 95

resize4638.jpg Sasieni [OLD ENGLAND] - 95
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
39g 34mm 46mm 38mm 19mm 32mm 45mm 63mm 144mm 116mm
Left
nil
Right nil
Bottom MADE IN ENGLAND (football)
95
OLD ENGLAND
LONDON MADE
Top nil
Stem "(shield)"



resize4631.jpg resize4632.jpg resize4633.jpg

えーと、出品時の内容説明が "JLD ENGLAND"。オークション終了間際迄色々と探したが JLD ト云う三文字に該当するパイプメーカは取り敢えず見当らず、不鮮明な画像ながらも微かにシールドロゴもチラっと見えていたので、まぁ間違いないやろ、と。で届いてみたらやっぱり "OLD ENGLAND" でした。あまりメンテナンスされていなかったお陰で、状態も良好(日本語が奇しい様にも読めるが良くあるコト)。運が良いのか運の使い方を知らんのか時々良くワカらなくなる。


resize4628.jpg resize4629.jpg resize4630.jpg

テノン開口部の窪みややや深めのモーティスから短かいフィットメントが付いていたのではないかと思われる。フレア自体は丁寧に広がっているがズレて開いてる開口部とかボテッとしたリップとか、この辺りはあまり OLD ENGLAND には求めてはイケないトコなのかもしれないが、時々めっさ格好良いステムもあるのでそれを考えると残念な気持ち拍車が掛る。


resize4636.jpg resize4637.jpg この刻印の状態なら確かに "JLD" とも読めるから出品者のミスはある意味仕方無い。局地的に薄くなっているから、打ち損じではないにしてもちょっともともと圧が足らなかったんだろうか。シールドの上下が水平方向に位置するのが古いのかな。



resize4641.jpg resize4635.jpg resize4642.jpg

OLD ENGLAND だからって容赦無く本気でフラッグシップか云うぐらいこれでもかト格好良くスクブルの良いトコばかりが出てて嬉しくて笑ってしまう程。少し離して見ると表面の凹凸はラスティックではなくまるで残像の様で、直線がクッキり過ぎるぐらいハッキりと強く印象深い。シャープな流れを邪魔しない程度に極僅かにしかし要所要所に曲面が使われているトコも難い。


resize4639.jpg resize4634.jpg resize4640.jpg

やれ刻印やホールマークでの dating だ推測からの curing の探求だなどの所詮 OB 礼賛なんて世に数多ある陰謀論と一緒でそれが結果的に正しいかどうかなんて関係無くて、そうかもしれないいやきっとそうだろうと妄想を膨らませたり絡ませあったりするプロセスだけがその実愉しいダケ、あいつら古ければエエだけやん、ト云う御仁も世の中には沢山いらっしゃるだろう。いや寧ろそう云う人が大半なのかな。実際私もちょっとだけそう思ってました。けど OLD ENGLAND で全部ガラっト変わった。安くて汚れててツマらなく古臭いシェイプなんて、ト云う固定観念は既にガタガタに崩れていた処に、下級又はエントリグレードなんかは所詮アレで、真髄はトップグレードにあり(つまり裏を返せばエントリグレードがショボくても健全なる紳士的パイプスモーカは文句を云うべきでない)、ト云うエンスー魂の基盤とも云うべき観念までズタボロにされたワケで。その魂は結局マーケティングによって創られたモノでしかなかったトも気付けたし。兎に角、四の五の云わずに、譬えば最近買った LONDON MIXTURE やその他 Dunhill が総じてクソになった、て人は、煙草自体の OEM 先はどう頑張っても替えられないんだから、パイプを替える方向で見当してみると良いト思うよ。先づは OLD ENGLAND なんてどうですか。


resize4644.jpg resize4643.jpg resize4645.jpg 

とサもワカってる人っぽくモノを云ってみたが、ヤツめスクブルのナニが格好良いかワカっとらん、納めた画像でワカるわ、半可通め、とお叱りの声が聞こえてきそうなので、おまけの画像。もうこの画像だけで塩辛となめたけ三瓶づつは喰えるねマジで。


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[(NO DOT)] - 25

resize4626.jpg Sasieni [(NO DOT)] - 25
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
31g 30mm 33mm 41mm 18mm 34mm 35mm 55mm 121mm 99mm
Left
Sasieni (fishtail)
LONDON MADE
PAT.No150221/20
Right 25
Bottom nil
Top nil
Stem "TOP"



resize4616.jpg resize4617.jpg resize4618.jpg

アラテン。「アラフォー」と云えば一般には三五歳から四五歳までの(主に女性の)層を指すそうだが、しかしことパイプにおいては「アラテン」と云えば全長約一〇センチ前後の、愛くるしいパイプを指し、これは同義、いや寧ろ基礎となった「ロリータパイプ(略して炉)」ト云う単語が、児ポ法絡みで世の偏見の目に晒されるのを危惧した有志が試行錯誤の末創り出した新たなジャンルである(今考えましたが概ね合っていると思います)。ちなみに小さいダケではアラテンとな成らないので判断がかなり難しい。いや、見ただけで家に連れて帰って飼育したいト云う衝動に駆られたらサイズ的にちょっとオーバーしててもアラテンに入る点からすれば、簡単か。


resize4613.jpg resize4614.jpg resize4615.jpg

後述する内容にも関係してくるが、フィットメント様のネジ山が切られているテノン。これがセミオリフィックや、ト云わんばかりの厚みと、現行に続く形状への変化の過程を、如実に現わしているボタンとリップ。古い Sasieni らしい、Dunhill に勝るとも劣らない、歯茎に優しく沈み込む柔らかいステムの咥え心地は一度味わうと病み付きになる。


resize4623.jpg resize4624.jpg シャンクの刻印(フィッシュテールロゴ、パテントナンバー、グレード及びタウンネーム表記無し、後年に見当らないシェイプナンバ)からすると戦前の一九二〇年代、で恐らく間違い無いが、問題はココから。便宜上 NO DOT としたがコレ、どう考えてもリプレイスじゃないのね。前述の自体と合った形状もさる事ながら、ステム接合部上側に押された "TOP" の刻印、リプレイスでこんなブサイクな消し残し、しないでしょ。妄想前回バリバリで云えば、コレ、最終工程手前、ステムにドットが打たれる前に、工員が(それこそフキフキしていた女工が病気ガチなお父さんの為に)、昼食後空になったランチバッグの中へとコッソり忍び込ませて盗み出した品物なんじゃないか、と。実際現在市場に出回っているコレクタブルなパイプの中にはそういった少人数制の現代では想像し難い経路で流出したモノがある、ってドッカで読んだ事あるし(多分 R. C. Hacker の本のドレかだったと思うんで見付け次第追記予定)。つまりアレだ、コレはめっさオリジナルな ONE DOT であった可能性も非常に高いワケだ。いや、そうに違い無い。


resize4621.jpg resize4620.jpg resize4622.jpg

にしてもこのギュッと凝縮された曲線と直線の交差、奥床しく且つ確かに主張するグレイン、そしてその全てを纏めているこのステインの発色。小さいパイプ = ショートスモーク、なんて云うしょーもない固定観念なんて軽くすっ飛んでしまう程の存在感だ。パイプスモーキングにロングもショートも無く、そこにあるのはただ、良いパイプと旨い煙草と自由を追い求める人である。お、蓋し名言、出たwww<アホか


resize4625.jpg resize4619.jpg resize4627.jpg 

で、兎に角、甘い。戦前の Sasieni はその Curing の工程に若干違いがあるのか少し粗くまたピーキーな感があったりするのだけど、それが逆に良い雑味となって甘味とコクを引き伸ばして内頬へ残している。スイカに塩振る感じかな。サイズ的にランチバッグに忍ばせ易かったのだろう、誰がやったか今となってはもうワカらないしワカったとしても誰も咎めないだろうし、取り敢えずグッジョブです。


[FOUR DOT RUSTIC] - "WARWICK"

resize4608.jpg Sasieni [FOUR DOT RUSTIC] - "WARWICK"
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
47g 33mm 36mm 46mm 19mm 39mm 41mm 71mm 150mm 125mm
Left
nil
Right nil
Bottom MADE IN ENGLAND (football)
Sasieni
FOUR DOT RUSTIC
"WARWICK"
Top nil
Stem "(four dot)"



resize4601.jpg resize4602.jpg resize4603.jpg

パッと見て、あ、Sasieni、とワカりそうな、無骨なのに優雅なビリヤード。ちなみに ベースの方は持っていませんが、パイプとして格好良いのでベースの方は持ってなくても良いのです。TOKAI プレベコピー → Steinberger → フェルナンデスかどっかの SG コピーのん → Music Master ('74) → Teisco ベース多数(セミアコ、フレットレス、スピーカ付き等々ビザール各種) → プレベ('62) → StingRay → で現在はエアーベースと咥角の破裂音によるマニュアル奏法、と一貫して一貫性が無いのは何もパイプに限った事では無く、今に始まった話でも無い。今迄約五〇本強程処分してきたギターの振れ幅なんかもっと酷いゾ。<自慢のつもりか


resize4606.jpg resize4607.jpg resize4597.jpg

"LONDON MADE" の刻印が無いのはスペースの問題なのかな。ドットは白っぽいト云うかホボ白色でどの角度からも青色には見えない。ちなみに米国市場向けの箱が付いてきてたんだけど、これは多分別件からの流用。


resize4598.jpg resize4599.jpg resize4600.jpg

テノン内部にも奥にもネジ溝は見当たらなかったが、モーティスはかなり深く火皿ギリギリ迄開いている事から、かなり大き目のフィットメントが付いていたのではないか。エアフローは、縦横の幅がかなり広い開口部とそこから緩やかに続くスリットとで良い意味でスカッと抜ける。リップは Sasieni にあるまじきト云えば怒られるかもしれんぐらい薄くしかし幅がしっかりとしていて、ボタンのエッジもパリパリで、咥え心地は大変良い。


resize4611.jpg resize4605.jpg resize4612.jpg

シャンクと右舷のややもすると幾何学的過ぎる文様の流れはちーとだけ残念だがしかし全体を通して寄せては返す波の下で揺れる砂の様に自然で有機的な流れは流石。自由奔放に彫ったダケのモノと "RUSTIC" の違いは、前者が実際は「自由奔放」ト云う概念に囚われて実際は至極不自由であるのに対し、後者であるこの "RUSTIC" は(それが何だかは知らないが)何かしらの大前提となる約束さえ守れば逆にその枠内で思いのママに木目の下に隠れている文様を彫り遣してゆくト云う大変自由度の高いもので、その差は大きい。


resize4609.jpg resize4604.jpg resize4610.jpg 

それにしても何でしょうねこの甘さ。輪郭はクッキりと、しかし円やかで且つ、芯はしっかりのコクを鼻腔へ抜いた後、内頬に残る仄かな甘さ。サイズも丁度良いのでお腹いっぱいになる事なく腹八分辺りで丁度終るので都合も良いし。ビリヤードとト云っても千差万別だが、そんな中でこう云う出会いがあると、本当に嬉しい。


[FOUR DOT] - 51R

resize4377.jpg Sasieni [FOUR DOT] - 51R
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
32g 31mm 34mm 45mm 18mm 38mm 40mm 68mm 140mm 122mm
Left
nil
Right nil
Bottom 51R
Sasieni (fishtail)
LONDON MADE
PAT No150221/20
MADE IN ENGLAND
Top nil
Stem "(four dot)"



resize4367.jpg resize4368.jpg resize4369.jpg

えーと、私の知る限り日本に三本しか存在してない 51R のウチの三本目(一本はココで、も一本はココな)。言い訳になるけど、元々の出品の表記は "lasieni" で、コードも何も情報が無くピンボケした画像が二枚だけで、手元に届く迄 51R て知らんかったんよホンマに。お陰でめっさ安かったけど。


resize4370.jpg resize4371.jpg resize4374.jpg

で、状態は良い意味であまり良く無かったんだけど、タールと手垢でベトベトト云うコトは、それは過少メンテなので、剥いて綺麗にすれば、ホレ刻印もこの通りクッキリ。唯一つ悔しいのは、ドットが一部欠けている事。まぁでも咥えとう時はドットなんか見えへんし。ええ、負け惜しみですが何か。


resize4361.jpg resize4365.jpg resize4366.jpg

フィットメントしろとして大きめに開けられたモーティスは外観のメンテの無さ通りタールでみっちみちで大変だったが、なんとか綺麗になった。リップはオリフィック~セミオリフィックからの流れで幅は広くなくまた厚みも残っているのだが、この厚みが Dunhill のソレに勝るとも劣らない粘りのある柔らかな素材にマッチして、歯の表面にひっつく様な感すらある。ほらあのアレやミルキーがちょっと柔らかくなり始めて歯から離れるか離れんかぐらいの固さのアレや。


resize4362.jpg resize4363.jpg resize4364.jpg

抜くのには苦労したがフィットメント自体も健在。これ迄この年代の捩じ込みフィットメントを見た事無かった(前の 51R はテノン内部で捩じ切れて始めから無かった)のだけど、コレ結構デカくて、しかもかなり長い目テノン奥深く迄入る仕組みで、驚いた。配置的に終点が丁度ドットの位置なのは Dunhill のホワイトスポット的な意味があるのかどうかは別(ト云うか捩じ込み式なので多分只の目安程度)トして、ネジ山が全体の 1/5 無いなんて、そら捩じ切れますわな。


resize4379.jpg resize4373.jpg resize4378.jpg

この深く幅広く彫られた山谷の流れったらもう。同じ文様がまったく無いのに全体として観てシンプルにヒトツの完成されたモノとして纏まってしまっている錯覚すら感じさせる。このしゅっとした感じがシェイプにもマッチしてるし。ビリヤードと一口に云っても色々あるトは思うのだけど、51 は大正解の一つト云う意味では、こんな昔から既に答えが出ているなんて、パイプ業界も頭打ちだらけで難儀でんな。あとこの指への刺激。恐らくフキフキしていた女工さんもさぞかしエクスタシーにも似た指の腹への程良い刺激が心地良かっただろう。話変わるけど汗水たらしてツラそうになんだけどソコに充実感感じてそうな薄化粧の女性ってたまらんね。


resize4375.jpg resize4372.jpg resize4376.jpg 

煙草の「甘さ」とはつまりコレなのだ、ト云うのが Sasieni では本当に輪郭も後味もハッキりと出るのでワカり易いのだけど、この 51R は特にソコが顕著で、所詮鼻腔内を刺激するだけの甘味料ベタ漬けのキャヴェンデッシュが子供のおもちゃに見える程。ざっくりト兎に角甘い。そこに香りが乗ってきて、舌の上ではゴロゴロとした甘さの球に包まれたスパイシーな感触が時折プチプチと弾けて、コクが内頬にじっとりと残る、ト云う感じで。涎が止まりません。


[FOUR DOT RUSTIC] - "BELFAST"

resize4320.jpg Sasieni [FOUR DOT RUSTIC] - "BELFAST"
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
31g 31mm 35mm 43mm 19mm 38mm 49mm 75mm 155mm 134mm
Left
nil
Right nil
Bottom MADE IN ENGLAND (football)
Sasieni
FOUR DOT RUSTIC
"BELFAST"
Top nil
Stem "(four dot)"



resize4311.jpg resize4312.jpg resize4317.jpg

これも Marty さんトコから、早いモン勝ちで入手。Pulvers Briar は新規入荷分が各カテゴリページの一番上とか真ん中とか一番下とか色々なトコに不規則に追加されてってそれが何時追加されたのか全然ワカらんので毎回トップページのコラム更新時に全部総ナメでチェックせねばならず大変なんだけど(Marty さん曰くそれが作戦だそうで)、価格設定が兎に角安いので、それだけの価値はあるト思うス。


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段無しテノンでモーティスの深さから、嵌め込み式のフィットメントがあったのだろうと妄想される。ボタンの横幅からすればかなり広めで十分な高さのある開口部とその太いモーティス先フィットメントしろのバランスは良く、大音量になるでもなし対流に詰まりを感じさせるでもなしに、快適な流量のフローとなっている。リップはやや厚めだが Sasieni に於いては平均的な厚さかな。


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刻印は角や中心はチビているが読める範囲内。ステムのドットは若干大きめのライトブルーで均一に四角く配置されている。刻印用スペースが平らで、ステム下部接合部付近も同じく平らにカットされているので、しっかりと座り、焼酎を継ぎ足しに行く際も安心。


resize4322.jpg resize4314.jpg resize4321.jpg

片側は垂直気味だが正面からもう片側にかけて流れる様に溝が切られているので単調な印象は無く、全体的に動きがある。山のそれぞれに交差する様に細かく別の溝が浅く彫られている処からか、細やかで深みのある表情になっている。所々黒のステインが落ちかかっているがそこがまた味となっていて渋い。


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年代的には少し若いト云う事になるのだろうか、戦後の Sasieni にほぼ共通して、ボウル表面が熱くなりがちであるト云う性格があるとして、しかし直接煙道に迄その影響は無く、むしろその性格こそがドライな中にコクを残す独特の喫味を仕立てているのではトすら思う。シャンクやステムはかなり長い方だが長尺さを(そこをつまらなさと感じるとして)感じさせる事の無い豊かな芳香の立ち登りも素晴しい。もう少しボウルが大きければなぁトは思うが、これぐらいが次の一服を掻き立てるには丁度良いのかも。


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まとめ
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