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[L2 Bella Cera] - 1504 (Chubby Billiard)

resize4197.jpgLarry Roush [L2 Bella Cera] - 1504 (Chubby Billiard)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
57g 33mm 41mm 53mm 20mm 43mm 42mm 46mm 123mm 100mm
Left
nil
Right nil
Bottom L2
ROUSH
1504
HAND MADE
U.S.A.
2008
Top nil
Stem ROUSH ; STERLING (on ring)
ROUSH
HAND
CUT



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去年の誕生日と今年とで、要は一年分のみなし貯金がある、と解釈し始めたらもう人として終っているんはワカっていたんだけど、ここ迄来たら止められない。そもそも、Larry Roush 流の行程として、ラフカットしてから数ヶ月は追熟的にエアキュアを施すので、ある意味次がイツになるか見当付かんし。「結婚式の準備とかで忙しいけど絶対に誕生日迄に Cutty 間に合わせるかなネ」ト云う確約が四月頃に取れたのをエエコトに、ソコはもう、ならもう一本、ロペス本とか本人サイトで見る G. L. Peace のコレクション #888 みたいな Chubby Billiard もお願いします、ト云う事になるワケです。


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Derlin のテノンからリップ側開口部迄自然な大きさで流れる様に太くスムースに開いた煙道は本当に素晴しく、接合した時のそのエアフローは、一昔前に流行ったタピオカ飲むストローでも咥えているのかト錯覚させる程。煙草を詰めて着火前に試しに吹き喫いしてみてその体験した事の無い無抵抗感につい笑ってしまったのはコレが初めてで、今迄のパイプはでは一体全体何だったのか、と愕然とした。


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近年導入された "Smokey Gray" と呼ばれるベークライトのステムも快適で、手持ちの中で、ソレと気付かずに使ってしまっている分は別として、はっきりとベークライトと知って使ったステムはコレが初めてなのだけど、アクリル系統に良くある、歯茎にガチンと重い固さや歯の上でスベってしまいそうになる抵抗の無さとは無縁の、しっかりと咥え心地のあって適度な摩擦を持つ具合は、譬えば Ashtonite の様な不思議な柔らかさとはまた違うのだけど、良い塩梅で、驚いた。心配していた Bella Cera との相性も抜群に良く、モノクロームなトーンにうねる白色が不思議な魅力を醸し出している。


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元々は "Smokey Gray" に無難そうな黒いステインでのリクエストだったのだけど、最終行程の段階で、「ごめんコレなかなか良いグレイン出そうなんで Bella Cera でも良いか」トの間際の連絡で、正直戸惑ったが、流れは作家が良い方に任せるが吉、ト信じているので、(値段はアレになるのはワカっていたけども)変更を快諾したワケだが、出来上がりを手に取ってみて、それが大正解だった事が確認出来た。細部一つ一つを見れば深くうねり波打つリンググレインのパターンは有機的で、猶且、全体の纒まりとしては幾何学的な文様の集合体の様で。


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スカッと鼻先に抜ける香り立ちと舌へズシンと重厚に落ちてくる芯は何かしらのタイプの Oil Curing を疑いたくもなるが、飽く迄も Oil 等では無く、所謂 Secondary Curing のみで、ココ迄特徴的且まったく嫌なクセを残さ無い方向で仕上げるのは、本当にスゴい。全長は炉の道とのボーダーだがボウルの外観サイズはかなり大きく、しかしソコからはまったく想像出来ない、爪先で弾いた時にコーンコーンと軽妙に響く様な(いや実際響く)、その軽さは驚く程。値段的にそうホイホイおいそれと買えないのがツラいが、そこがまた希少性ト云うか愛おしさにもなる。結婚してから初めて作った二本のウチの一本、ト云うプレミア感も嬉しいし。しかしそゆバイアス頑張って拭っても、手放しで素晴しくマジで旨いです。


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[L2 Bella Cera] - 1503 (Bent Cutty)

resize4181.jpgLarry Roush [L2 Bella Cera] - 1503 (Bent Cutty)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
76g 32mm 44mm 54mm 19mm 43mm 30mm 49mm 122mm 98mm
Left
nil
Right nil
Bottom L2
ROUSH
1503
HAND MADE
U.S.A.
2008
Top nil
Stem ROUSH ; STERLING (on ring)
ROUSH
HAND
CUT



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あれは去年の誕生日の一ヶ月前、ひょんな事から臨時収入を得て気前も良かったし、そもそも前から虎視眈々と狙っては悉く外ししていたし、ならばト云えど作家本人未だ生きているのにエステートつーのも何だか違う様な気がしていて、かと云うて自称代理店なんて死んでも通したく無かったしで、思い切って所謂 commission 打診のメルを出してみたワケです。んが、私のメインで使っているアドレスのトップレベルドメインがトンガである事やら何やらで依頼は有耶無耶になって、半年経ち、そうこうしている内に作家本人は婚約だ結婚式だで忙しくなり、で、結局グロスで約一年、正味四~五ヶ月で、やっと先般届いた次第です。自虐的に、まぁ四〇に成る迄には欲しいかな、とか自分に言い訳していたけど、正直長かった。


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悪いクセとは知りつつ先ず何を見るかト云えばぐるぐるとステムを廻し抜いてその接合部をマジマジと観察するワケだけども、正直、テノン開口部のデカさ、そこからステムへとスムースに続く煙道の連続性、そして広過ぎず狭すぎず、まるでオリフィックはこう進化するべきであるかの如く美しく且つ機能的に広がったフレア部、またシェイプの特色を十二分に生かす様に緩急が良い塩梅で付けられているリップ、と、待たされたからかもしらんが、その仕事の丁寧さ、緻密さに、驚いた。モーティスとシャンク接合部もその見た目だけでなくスムースな挿入を図る様に、丁寧にステインで染められてたり。


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Bent Cutty 自体は Larry Roush にとっては割とスタンダードなシェイプなのかもしれんが、時折納得出来ない出来上がりもあったりする(要は酸い葡萄なんだろけど)ので、何度も何度もシェイプの細部に関して打合せを繰り返したんだけど、そのお陰で、仕上りは大変満足行くモノになった。いや思ってた以上か。んで、その気持ちにさらにグいッと拍車を掛ける様にパキっト打たれた唯一無二のシリアルナンバ他の刻印。銀細工やステムに打たれた刻印やロゴの細部に至る迄、好事家のツボをシビれる程ニクい演出で擽ぐってく。


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コレばっかりは触らんなワカらんとは思うのだけど、この深くうねる表情ったら、そして喫えば喫う程に刻々と深く染まる Bella Cera フィニッシュったら、んもう。細部を注視すれば夫々の曲面や直線は有機的にシェイプアウトしているのに全体的には纏まっていて、猶且機械的なリンググレインの片鱗の欠片も無いのにその陰はしっかりと幾何学的、だなんて、これは設計云々でどうにかなるモンではナい分、そのバランスの美しさが今この我の手中にあり、我が望む限りここにあり続けるのだ、と思うと、ビクンビクン。


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炉の道に浅い私だがしかしそんな自分にもコノ cutty からはシッカりとその神々しい後光が見える。そのサイズから来る未熟さとそれ故に不完全さを補完する様に丁寧に纏まった印象からは想像出来ない程、相反する様にデカい火皿、その両者をバランス良く纏める全体像。おべんちゃらか知らんけど、本人曰く、Cutty でも色々な注文受けるしそれはそれで顧客の要求だからアレだけど、俺が自分で喫うならまさにコレ、このサイズだ、と云わしめる、この恍惚にも似た達成感は何だ。どうしても咥え方にややコツを要するんだけど、そんなの忘れて十二分、つかそんなしょーもない事スコーンと忘れさせる程の、とろりと比重の重い芯のある煙とかの、チビってしまいそうになる深い味については各独自に確認して貰うとして、久し振りに、エステートには無い、パイプを、望む形で注文して、それが出来上がって、実際に手中に収める、ト云う愉しさをかんなりしっかりと堪能させて貰うた喜びは、ナニモノにも代えられない。そゆ意味では一年なぞ短か過ぎるぐらいだ。


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まとめ
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