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[OLD CHURCH] - XX (2005)

resize4808.jpg Ashton [OLD CHURCH] - XX (2005)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
35g 31mm 35mm 47mm 19mm 40mm 35mm 75mm 140mm 117mm
Left
nil
Right nil
Bottom XX
Ashton
OLD CHURCH
MADE IN ENGLAND
25
Top nil
Stem "(briar/metal inlay)"



resize4801.jpg resize4802.jpg resize4803.jpg

「騙されたと思って喫ってみて。今迄誰に騙されてたかが好く判るから」とか何とか云いながら方々で勧めてきた Ashton だが、実はコレが自分にとって初めての unsmoked だったり、また、初めての OLD CHURCH だったり。西パ連神無月集会での即売会で紹介されていて、本当は、遠くの善人に素見されるより近くの隣人に理解されたい、この機会に是非、より大勢の人に Ashton を試して貰って、アホの子みたいに騒いでいるのは自分だけじゃないのかやはり自分だけがアホなのかを見極めたい、と購入するのをワザと敬遠していたのだけど、(シンプル過ぎたのかな)何故かこの XX のサドルビリヤードは最後の方迄残ってて、で色々と考えて、よし、二ヶ月程昼飯我慢すれば大丈夫、と飛び付いた。


resize4800.jpg resize4799.jpg resize4798.jpg

二〇〇〇年以降の品物によくある、薄く広いリップに、前面に R を付けて面取りされているボタン。アラテンのエロいシトの仰る通り、所々杜撰ト云うか、ヤスリ跡が散見されたりするんだけど、なあに、かえってレストア力がつく。ト云うかそれコソが Ashtonite の真髄だ<嘘です


resize4804.jpg resize4805.jpg resize4806.jpg

勿論この少しヨレた感のあるインレイだって気にしない。強いて云うなら、このサドルの橋に至る迄の長さかな。もうちょっと短かく、接合部寄りの位置から橋が切ってあったら、もっと、こう「シュっとした」感が増して、格好好くなってたかも。刻印は "25" なので、二〇〇五年。ソックには欧州流通仕様なのか "ASHTON" とは入っておらず、店名として ASHTON となる以前の名称である "BRIAR WOODS of LONDON" が入っていた(米国流通品には、輸入元の R.D.Field お手製の合皮とマジックテープのものが使われていて、英国本国の流通のには、この "BRIAR WOODS" の文字んトコに代りに "ASHTON" て入ったあるみたい)。


resize4812.jpg resize4811.jpg resize4813.jpg

ASHTON の真髄はパテントバリバリの PEBBLE SHELL、百歩譲って PEBBLE GRAIN であって、OLD CHURCH なぞは Tanshell を模したライン、ぐらいの認識しか無かったのだけど、すいません。間違ってました(ちなみに Leap of Faith の最近の正しい意訳は「私が間違っていました」です)。個体別の特性に拠る違いはあるにせよ、同しサンブラにしても PEBBLE GRAIN とは明らかに違う目的を持った表情がクッキリで、所謂彫りモンのリンググレインと、フロウを誤魔化す為に表面的にブラストを打ったシャローなモノの、丁度あいだ、いや、あいだト云うとドッチでも無いト云うイメージが付き纏うので間違ってるか、そう、その双方が求めているにもかかわらず辿り着けない、由緒正しい、Dunhill が Tanshell でやりたかった事を、見事に体現している。ト思う。Tanshell の事あんま詳しく知らんけど。ステインの発色とブラストのミディアの目の細かさのマッチ具合ったら、んもう。


resize4807.jpg resize4810.jpg resize4809.jpg 

実はもひとつ敬遠していた理由があって… 前述の通りコレが初めての unsmoked ASHTON、コレがもしかして知ってる ASHTON と全然違うてて、本来は所謂 Oil Flavoring (て云うてるの俺だけでこの単語もなかなか流行らんな)であって、旨い旨い云うてるのはバイアスの副産物ってダケだったらどうしよう、今の今迄誰もマトモに日本で紹介しなかったのは、この事が既に所謂ヴェテランの間では周知の沙汰で、この LoF の記述群を読みながら皆して、ニワカでエセのネットスモーカは ASHTON ごときで御満悦か、とほくそ笑んで悦に入っているのでは、とメランコリックになり、不安で不安でどうしようもなかったから(かなり嘘です)。んだけど、いやしかし、案ずることなかれ。金太郎飴かの如く、どっから喫ってもどう喫ってもバリバリの ASHTON である。あーそれにしてもお腹減った。来月頃にはちゃんと昼御飯喰えるかな…


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[PEBBLE SHELL] - XX (2001)

resize2252.jpgAshton [PEBBLE SHELL] - XX (2001)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
46g 30mm 37mm 51mm 20mm 44mm 46mm 72mm 146mm 128mm
Left
nil
Right nil
Bottom     Ashton        MADE IN
(XX) PEBBLE SHELL ENGLAND 21
                PAT NO 851577
Top nil
Stem one dot (silver and briar inlay)



resize2245.jpgresize2254.jpgresize2250.jpg

また Ashton ですが何か。見てワカる通り、パイプがどう云うシェイプをしているべきかト云うのがワカっているトコロが、本当に素晴しい。自分自身がワカっているかどうかは別として。お店のコメントによると煙道が拡張されているトの事で、確かにスタンメル側とステム側とで煙道の広さにやや違いはあるが、直線上にあるのでギャップとしてのマイナス面は無い。


resize2244.jpgresize2253.jpgresize2249.jpg

パテントを取得している作業の内訳が実際どんなけのモンかは知らんけど、深くしかし固過ぎず、有機的にうねっていたと思えば幾何学的なラインへと続いたり、とナカナカ面白い表情をしている。やや大振りだが全長から見たベント角のバランスも良く、火皿もまた程良く深い。ちょっと赤過ぎるけど。


resize2243.jpgresize2246.jpgresize2255.jpg

テノン側開口部がやや細い処や、養生の為に塗ったボンドで色落ちしてしまいまた接着が弱かったのかポロりと外れてしまうインレイ(鞄の中にありました>関係者各位)等、確かにツメの甘さはあるが、少なくともリップに関しては丁度良い厚さで、咥え心地は快適。


resize2247.jpgresize2248.jpgresize2251.jpg

前出のツメの甘さやデカいパイプばかり作っているト云うイメージがどうしても拭えないが、ここはヒトツそろそろ皆様 Leap of Faith で試してみては。私はもうある程度揃ったので。中古は嫌だ、けど現行の木は良くないらしいから不安、オイルキュアってそもそもどんな意味があるのか知りたい、て人には新品を、エステートばっち来いな人には、XX 程度のサイズで二〇〇〇年以降(ENGLAND の後に続く二桁の十の位が 2 で始まるモノ)を、強くオヌヌメします。


[PEBBLE SHELL] - X (2001)

resize1087.jpgAshton [PEBBLE SHELL] - x (2001)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
30g 26mm 34mm 40mm 19mm 34mm 45mm 73mm 139mm 118mm
Left
nil
Right nil
Bottom (X) Ashton       MADE IN
   PEBBLE SHELL ENGLAND21
               PAT NO 8515730
Top nil
Stem one dot (silver and briar inlay)



resize1080.jpgresize1077.jpgresize1083.jpg

普段ショップ等に並んでいる Ashton ばかりを見ているとこの小さくてカワユくてかつスマートな佇まいなパイプがまさか Ashton とは誰も信じまい、と独りで勝手に驚いた Ashton のパネル(?)ビリアード。


resize1081.jpgresize1079.jpgresize1084.jpg

此の様な小振りなサイズであってもラスティック部とスムース部とに分けて丁寧に細部に渡って文様が施されており、XXX とか LX とか MAGNUM とかそゆ大雑把でデカいパイプばかりト云うイメージはスッカり変わった。


resize1073.jpgresize1072.jpgresize1074.jpg

程良く柔くまたサッと拭えばキレイになる Ashtonite との相性は自分にとっては抜群の出来で、リップは薄くまたボタンは緩やかに面取りされている。刻印から二〇〇一年のモノとワカるが、今世紀に入ってから改心したのか。やっぱやればできる子やったんやん。偉いぞ。<見てません


resize1078.jpgresize1076.jpgresize1075.jpg

ちなみにこの "PAT NO 8515730" の詳細は esp@cenet に詳しく載っているが、要約すると、一定時間蒸気を当てて柔らかい木目を浮き立たせ、その部分をラスティック処理にて削り落した後、oil curing を施す、ト云う内容。ちなみのちなみに PEBBLE SHELL 以外にもこのパテントナンバーが打たれてたりするので、他のラインでも蒸気とラスティックよる表面処理が施されれば打つのか、気分によってなのか、は知らないが多分前者。


resize1082.jpgresize1086.jpgresize1085.jpg

軽やかに立つ香りと芯の太い甘味はめっさ好みド真ん中。今後も私独りで Ashton Ashton と騒いでおきますので、皆様におかれましては引き続きスルーの方向で是非。


[Taylor-Made] - ... (Billiard)

resize0366.jpgAshton [Taylor-Made] - ... (Billiard)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
24g 28mm 30mm 39mm 18mm 36mm 45mm 76mm 145mm 127mm
Left
nil
Right nil
Bottom Taylor-Made MADE IN
         ENGLAND
Top nil
Stem (red dot?)



resize0363.jpgresize0367.jpgresize0358.jpg

未確認だがどうやら現行 Taylor-Made はハイエンドのオーダメイドにのみ冠されるらしいので、この Taylor-MadeAshton のカテゴリに入れて良いものかどうか悩んだが別枠用意すんのも面倒なのでココで。


resize0361.jpg現行のハイエンド、Ashton 創立後(一九八〇年代後半?)のセカンドライン (Taylor-Made に続いて by Ashton の刻印があるらしいが…)、そして Ashton 創立前、未だ Bill Ashton-Taylor が Dunhill に勤めながら片手間でパイプリペア等を細々とやっていた頃、と Taylor-Made は三つに別けられる様だが、今ではあまり見掛けない真っ赤なステインやステムのドットが左横に位置する事等から、これは一九八〇年前半の、云わば pre-Ashton の頃のものと思われる。


resize0354.jpg入手前写真で見た限りでは、溶けたか欠けたかでちょっと欠損してるんだろな、とあまり気にして居なかったんだが、届いてみて驚いた。


resize0355.jpg煙道迄ボッコり貫通した穴に、何か知らんジッポのフリントの様なモノが突っ込まれただけで、そのフリントもちょっと突いたらポロって取れよった。いかん。喫煙自体は指で押えりゃなんとかナるが、このままでは A/R メソッドが使えない。< 何か間違ってます


resize0356.jpgresize0357.jpgト云う事で急遽手前味噌リペア。綿を切った綿棒の棒の部分を煙道に突っ込んで内側から押えながら、練ってから細くしたプラモデル用エポキシパテをギャップの出ない様しっかり押し込み、最後に少しだけ窪みを付け、化粧代わりにツライチになる迄 Rub'n Buff を塗り込んでみた。


resize0360.jpg本来この頃の Taylor-Made は赤いドットだったらしいが、わざわざ赤色の Rub'n Buff をこの為だけに買うのも面倒臭い。ト云う事で手持ちの Antique White でやっつけたが、これはこれで磨き上げるとなかなかどうして良い色になったw


resize0359.jpgresize0362.jpgpre-Ashton と判断したも一つの大きな理由は、ステムが Ashtonite (一九九六年導入)ではなかった点。さらに細部を挙げれば、現行 Ashton では考えられない(w)程薄く咥え心地の良いリップや細く端麗に伸びたシャンク等、米国市場を意識していない形成等も。


resize0364.jpgresize0368.jpgresize0365.jpg

こっから先は憶測のさらに憶測。残念ながら現行 Ashton に感じる Oil Curing と同等の味は確認出来なかった。はい今日から Ashton ね、と成ったその日から Oil Curing をヨーイドンで始めたのではないだろうから、それ以前からも何かしらの Curing は施していたのかもしれないが。実際、(現行イタリア系によくある)辛味があって固い味の中に、加熱系 Curing に似た華やかながらも根底に流れる甘味があるし。そういう意味では今の Oil Curing には確かに繋っているのかも。全然間違ってるかもしれませんがw


[BRINDLE] - XX (...)

resize0332.jpgAshton [BRINDLE] - XX (...)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
44g 30mm 38mm 42mm 19mm 34mm 42mm 75mm 150mm 126mm
Left
nil
Right nil
Bottom (XX) Ashton   MA.. ..  | SILVER
    BRINDLE ENG.... | 925
Top nil
Stem one dot (silver and briar inlay)



resize0328.jpgパイプメーカのネームバリューの違いが、戦力の決定的な差ではないことを教えてやる! ト Bill Ashton-Taylor が云ったかどうかは定かではナい、ト云うか絶対云ってないトして、所謂モダンパイプの、特にクラシックシェイプを中心にプロデュースしているメーカの中で突出して人気の高い Ashton の BRINDLE。


resize0335.jpgresize0331.jpgゴツゴツとした岩肌の様な表面の肌触りと、全面を覆う、BRINDLE のその名の通りの有機的な斑模様のステインの彩、そしてその雰囲気は口元迄統一感を持って続く。



resize0327.jpgresize0326.jpg幸運な事に、オリジナルでない銀のフェルールが嵌め込まれていた為に(交渉もあったが) $100 以下で入手出来た。モーティス開口部のドコにも割れや欠けは見当らないのでオリジナルオーナの趣味なんだろう。ダウンサイドとしては、イヤーコードがすっかり隠れて見えない事、また後付けのフェルール故接合部がツライチになっておらずギャップがある事か、pero no tiene na que ver!


resize0325.jpgresize0324.jpgAshton の損している処を強いて上げるとすればステムの暑苦しさか。油で味付けしたモノではナい正に Cure を目的とした Oil Curing も素晴しく、エアーフローもバッチりで、ashtonite の噛んだ時の柔らかさとメンテナンスの簡易さのトレードオフも絶妙、なのに咥え心地だけがどうもモッサり。雑なワケではなく、むしろ非常に精密に削られているのだけど、兎に角、ブ厚い。


resize0334.jpgresize0330.jpg云うならば、紙コップで呑む高級ワインか。専ら焼酎ですが。まぁしかしその辺りは抱えている顧客層に拠るのかな。そう云う意味ではもチっとアジア地域で流行って欲しい気もする。


resize0329.jpgresize0333.jpg嗜好の問題なので以下与太として流して戴きたいのだが、Ashton の Oil Curing はどちらかと云うと濃厚バター系ヴァージニアフレーク向きだと思う。複雑なブレンドの中の甘味の芯をブ厚くする点に於いて素晴しいのだが、それよりも寧ろ余計な臭いや刺激をフィルタする点で、それらが逆に好ましいタイプのブレンドよりも、コクのある甘味を鼻腔から口腔へねっとりと包んで気持ちいいタイプの煙草向き、ト云うか。せっかくの珈琲の芳香をダバダバとヘーゼルナッツか何かのフレーバリングで殺してしまう様な、みかけのナッティさは無いが、機能としての Oil Curing は自分にとってはベストマッチなので、引き続き皆様は無視の方向で。


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まとめ
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