スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[BRUMFIT] - ... (1902)

resize4701.jpg Barling [BRUMFIT] - ... (1902)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
19g 26mm 32mm 37mm 17mm 32mm 30mm 44mm 98mm 77mm
Left
BRUMFIT
LONDON
E.B/W.B
[(passant)][(lion)][g]
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize4690.jpg resize4691.jpg resize4693.jpg

譬えば、華やかだが管理が煩わしい薔薇から入った園芸だが、いつの間にか秋口に様々な球根を集めてはそこいらに埋め、一冬地中で肥え行く姿を妄想し、春先にやっと出た小さな芽に文字通り萌えを感じる様に、ヒョンなキッカケから方向転換するのは趣味の世界では良くある話で、パイプに関してもまた同じく、Bulldog の幾何学的な側面のさらにその表層だけを攫って勝手に毛嫌いしていたのだけど、たまたま見掛けたバラクオバマシニアの画像から、何故か心を打たれてしまい、そんな矢先こんなのアルよト話を聞いて、アレよアレよと禁 bay 臨時解禁で入手。俺の宗旨替えの腰の軽さは天下一品。俺に何か薦めてみろ、スグに好きになるから。


resize4694.jpg resize4695.jpg resize4702.jpg

フェルールから読み取れるイヤーコードは一九〇二年。アラテン(いやビロテンか)で、ブルで、失われたメーカ/ショップ名で、その OEM は Barling で、しかもド戦前。うん。臨時で解禁するに於いて申し分無い、立派な大義名分だ。あとさ、このスタンメルとフェルールとステムの配置のバランス、たまらんね。デザイン性とさりげない OEM の主張を兼ねているのかしら。


resize4687.jpg resize4688.jpg resize4689.jpg

外観やバックグラウンドだけではない。シビれる程に手の込んだテノンや丁寧に面取りのされた煙道開口部を持つオリフィックボタン、と細部も格好良いし、短かさをまったく感じさせない、しかし火皿のサイズとの絶妙なマッチで良い塩梅の、軽く太いエアフローも素晴しい。


resize4698.jpg resize4692.jpg resize4699.jpg

寸法だけを見れば頭デッカチな印象も有るが、やや前傾したボウルの中腹から鋭角に下部へと集まる直線で、正面や後部からの姿はかなりほっそりとスマート。グルーブ下部に一旦ふわりと膨らみを持たせてあるトコもニクい。手への納まりと触り心地、そしてこの発色。古いから良いとか Barling だから良いとかでなく、良い。


resize4697.jpg resize4696.jpg resize4700.jpg 

左舷トップの焦げさえなければもうホンマ云う事無し。背の高さがあるのでサイズの割に案外煙草も入るし。Bulldog、ト一括りに捉えて見逃していては気付かなかったが、俺このシェイプ好きだわ。


スポンサーサイト

[YE OLDE WOOD "Fossil"] - 352B

resize4478.jpg BARLING [YE OLDE WOOD Fossil] - 352B
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
44g 45mm 45mm 40mm 25mm 32mm 34mm 88mm 170mm 139mm
Left
nil
Right nil
Bottom BARLING'S MAKE
YE OLDE WOOD
"Fossil"
MADE IN ENGLAND.
T.V.F.
Top nil
Stem "BARLING(crossed)"



resize4469.jpg resize4470.jpg resize4473.jpg

EL 最高とか大穴とか丁度ぴったり良い塩梅トか云うてますけどやっぱり Barling の醍醐味はこのサイズ、EXEXEL です。兎に角デカいのにバランスが恐しく良い。届いた時に先ず驚き、そして煙草を詰めて吸うてみてその旨さに驚き、且つ咥え心地とバランスの良さに驚いた。


resize4474.jpg resize4475.jpg resize4476.jpg

"352B" の B は Bevel Top の B だろうトの事で、一つ上の右の画像ではブラストの表情で判り難いが確かに緩やかに角度が付いている。その他刻印やステムのクロスは全体的にやや弱くなっているがまだまだ読めるんだけど、それとは別に特にコレに関しては個人的に The Big Dipper ト云う愛称もあったり。云われてみればそう見える、て程度ですが。


resize4466.jpg resize4467.jpg resize4468.jpg

テノンの先端は先へ向けほんの少しだが丸く加工されている。モーティスの奥も平らでなく若干だが奥へと丸みが付いていたり。偶々かな。ボタン下部に大きな噛み傷とともにヒビが入っていたので黒い接着剤で薄くパテ埋めト云うかコーティングト云うかそゆ改造を少々。フレアの奥行きは当然として、しかし、サドルよりもこのリップの広い平坦部分と緩やかな丸みはテーパのが良くワカるので、何だか得した気分。


resize4480.jpg resize4472.jpg resize4481.jpg

狙い過ぎずしかし狙い通りのうねりと流れが美しいブラストの表情は本当に素晴しく、眺めても撫で回しても一向に飽きが来ない。道具が便利になったからか好みや嗜好の公約数が時とともに顕著になって来たからか、なかなかここ迄有機的な表情はモダンパイプには見られないのは残念だが、しかしそうだからこそ "Fossile" が "Fossile" たり得るのだから、まぁ仕方無いか。


resize4477.jpg resize4471.jpg resize4479.jpg 

味の各要素ひとつひとつの輪郭がハッキりとしていてしかし大味になるコト無く音量も程良く且何かが突出して波打つのではなく、上手い云い方が見当らないんだけど、その纏まり具合ト云ったら、サイズからは想像の出来ないお行儀の良さ。元々のエアフローの良さに加え大口径故か上から順番にさらっさらの灰になって、そのやや前傾したボウルとベント角から、気を抜くとハラハラと溢れてくのでちょいとしたコツが要るが、ソコがまた柄杓みたいで面白いし。しかし何だろう。さっきから画像を見ていると時々シャンクの少し横あたりにキラキラ光る星の様なモノが見えるのだけど…


[Ye Olde Wood Fossil] - 121

resize4358.jpg BARLING'S [Ye Olde Wood Fossil] - 121
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
27g 29mm 32mm 43mm 18mm 40mm 40mm 76mm 146mm 130mm
Left
nil
Right nil
Bottom BARLING'S/MAKE
YE OLDE WOOD
EL 121
MADE IN/ENGLAND.
"Fossil"
T.V.F.
Top nil
Stem "BARLING(crossed)"



resize4348.jpg resize4349.jpg resize4350.jpg

♪EL! EL は LOVE の EL!!♪ いいよね背の高い女の子って。いっぺんでいいから「だぁ~い好きっ」とかつって胸元が後頭部ぐぐート圧迫する感じで後からギュッとされてみたいねマジで。死ぬ迄にいっぺんでエエから。


resize4353.jpg resize4354.jpg resize4355.jpg

えーと何の話でしたっけ。暑い日が続きますね。Barling の一番人気はやはりフラットなサドルステムだったりのサイズは EXEXL だったりするのだろうけど、譬えば Ferndown の "*" とか Ashton の "XX" 迄とかと一緒で、自分の好みのサイズで取り回しが楽チント云うか生活習慣に一番マッチしてるし、何より EXEXL 等よりも競争が激しくない分、手を出し易いので良い。何故かコレは高かったけど。


resize4345.jpg resize4346.jpg resize4347.jpg

煙道は、EL だからといってもピーピー鳴く様なショボいモノでもなくしかしデカく開いとったらエエねやろトでも云いたげに馬鹿みたいに大きなトンネルになっているワケでもナく、しっかりと火皿のサイズや全長とのバランスに合わせて開いているので、快適なエアフロー。でテーパーなんですが、コレ、内緒なんであまり大きな声では云えないが、サドルよりも咥え心地が良い。あのサドルのフラットなリップの要領が効いているのか、シャンク接合部からの曲面が不必要に継続する事無く、程良く且大胆に平坦でしかし連続性は維持されている。ポイと無意識に口元へ放り込んで考え無しに楽に咥えていられるリップはなかなか無い。


resize4359.jpg resize4352.jpg resize4360.jpg

コレ絶対狙ってやってるよね、と皆納得のフィニッシュも格好良い。ぐりぐりリンググレインとかとは全然別のトコだが、"Fossil" ト云う命題があって、それに対して正しく回答を出さんとしている姿勢が素敵。この真ん中の逆にした画像なんて、どうよ、長くじート眺めてると有機的で不規則な表情なのにゲシュタルト崩壊して、奥から小さいお地蔵さんが浮び上がって見える。<病院行け


resize4356.jpg resize4351.jpg resize4357.jpg 

次から次へと流れ来る甘さとコクの波はまるでチュッパチャプスを舐めずにずっと咥えてじっくりと咥内で溶かしているかの様。鼻に抜ける煙だけをまだもう一本別のパイプに詰めても喫えそうな程の快適な厚みだがしかしトゲはなくマイルドで、全体の音量も良い塩梅。パイプ自体の軽さも手伝ってか、長時間咥えっぱなしでもストレスはまったく無いし。♪こーのーくちびるにー 燃える愛をのせてー EL はあなたをみつめてるー♪


[Ye Olde Wood] - 169

resize4223.jpg BARLING'S [Ye Olde Wood] - 169
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
35g 34mm 36mm 45mm 19mm 40mm 38mm 61mm 135mm 115mm
Left
BARLING'S
MAKE
YE OLDE WOOD
169
T.V.F.
Right MADE IN
ENGLAND.
EL
Bottom nil
Top nil
Stem "(Barling Cross)"
REGD 98046



resize4215.jpg resize4216.jpg resize4217.jpg

エステートを収集する様になって割と早い段階で自分に Barling は「ナシ」だなと思わせたこの EL、今回撮影をするから、とセッセとレストアのやり直しをして、大発見。モーティスが少し深くなり、煙道が広くなりました。出るわ出るわのタールの山。


resize4212.jpg resize4213.jpg resize4214.jpg

面が緩やかに極僅かだが曲面になっているテノン先端。広く高く、そして深く奥迄開いているフレア部。ボタンのエッジはかなりなめてしまっているが、フラットなので削り込むとその跡が目立つだろうし、かト云ってサドル橋のトコ迄全部削るのも大変なので、そのまんまにしといた。


resize4218.jpg resize4219.jpg 三桁のウチの最初の "1" は消えかかっているが辛うじて "169" と読める。反対側には "EL" のサイズコード。

 



resize4220.jpg resize4221.jpg ステムの Barling Cross はほぼ消失。裏側の刻印も両端を残してほとんど読めない。

 



resize4225.jpg resize4228.jpg resize4226.jpg

小さいサイズは競争も然程激しくナいし、いや "EL" でも十分にデカいので、この "EL" とか "S-M" とか辺りは割と懐に優しい値段で入手出来る。Barling らしさからすると少し毛色は違うかもしれんけど。ト云う事で「アリ」へと転向。


resize4222.jpg resize4227.jpg resize4224.jpg 

要は、適当なレストアで外側だけを見て綺麗になったと思い込み、タールやゴミで詰まったまんまの煙道を粛々と通ってくる煙を以って、あまりパフォーマンスが良くないなト勝手に踏んでいたのだ。まぁレストアも精進すればいつかは良い事あるよ、ト云う話です。


[Bewlay] - ... (1898)

resize3623.jpgBARLING'S [Bewlay] - ... (1898)
Weight Width
(min)
Width
(max)
Height Bore Depth Shank Stem LOA Airway
36g 30mm 39mm 45mm 19mm 36mm 32mm 46mm 109mm 85mm
Left
Bewlay ; E.B/W.B ; [passant] [head] [c]
Right nil
Bottom nil
Top nil
Stem nil



resize3617.jpgresize3618.jpgresize3622.jpg

少し前傾したシェイプと細工の面白いサドルと、そして何よりもそのサイズに魅かれて目が止まり、Bewlay て、sq さんのエントリ以外日本語で読んだコト無いし LOEWE やったりいや ORLIK やって云われたりして良くワカらんしなぁ、と若干引き気味で素見しで、見るだけのツモりで、フェルールで息が止まった。E.B/W.B!! BARLING が OEM て本当やったんや! 痛んだトップも途端に格好良く見えてきた。<アホか


resize3619.jpgresize3620.jpgresize3621.jpg

しかし諸説ある(ト云うか多分年代によって OEM 依頼先変えてたんやろけど) Bewlay の中でコレは何が違うのだろう、とまず刻印を眺めていて、同じ筆記体でも "l" の上部が円を描かず直線である事には気付いたが、それ以外は特に無い。にしてもソレが BARLING 故なのか単にロゴの推移なのかはワカらんし。で、唯一自分でもワカる "E.B/W.B" にバカり気を取られて、セラーが一九〇二年と謳っていたのをマンマ信じていたのだけど、良く見ればパックマンのおばけの真ん中に "c"。ト云う事は一八九八年。あわわ。持ってる中で一番古い。


resize3611.jpgresize3615.jpgresize3616.jpg

だいたいの年代が掴めた処でテノンを見て開口部が緩やかにベベルカットされてたりするのに驚いたり。二段テノンの先端部の長さは形だけでなくモーティスとピッタりト意味のある長さも凄い。円柱でなく円錐の様に接合部に向かって太く角度が付いてるトコとかもう悶え死ぬ。ド真ん中ドんピしゃで、太過ぎず細過ぎず開いた煙道もサるコトながら、テノン先端との接地面が浅くだが面取りされているトコなんてもう、くやしい…でも…ビ(ry


resize3612.jpgresize3613.jpgresize3614.jpg

橋のカットは浅く、幅も高さもコンパクトで、ソコがまたユニークなんだけど、残念ながらものっそい噛み跡が、上側にも下側にもあったりして、開口部にもヒビが入っている。まぁどっか悪ないと罰当るわな、トも思うし、ト云うか咥えてみてそのバランスからそれなりに咥え込まないと駄目なのも良くワカるし。吸い口は使い捨てト云う習慣の名残りなのかね。


resize3628.jpgresize3627.jpgresize3629.jpg

写真で見ただけではワカらない珍妙ト云う言葉は適切ではナいだろうけど不思議な魅力を持つシェイプについて、終了間際迄然程多くの人は気付いてない様子で、まぁハネたトしても \B7 程度で終ると見込んでいたのに、結局みんなのともだち sami に最後に打たれて、終値はその倍になったが、逆に云えば彼のお店に並べばそのマタ倍の値段が付くシロモノを半値程度で入手出来たと考えれば、安い買い物だ。<間違ってます


resize3624.jpgresize3626.jpgresize3625.jpg

ハンドターニングの痕跡か、右側下部にやや膨らみは残っているが、深く濃いステインの発色ト云い幾何学的な面と面の絶妙なバランスでの配置ト云い、嗚呼。この太さのシャンクでこの大きさボウルで、そしてこの、必然としての短かさ。んで喫味ですが、これで味が大したコト無ければこんなにダラダラ書いてない部分を推し量って頂ければ、どんだけ旨いかワカって頂けるのではナいだろうか。


resize3630.jpgresize3631.jpgresize3632.jpg

おまけ。ゴッポリと開いた上下の穴とヒビですが、窪みに歯が入り込んでサラに傷が深くなってしまわナいかが気になって仕方無いんだけど、コレが消える迄削り込んでしまうとオリフィックの風合いが失なわれてしまうので、黒い瞬間接着剤をパテ替りに使ってみました。tora さんから、ヒケに注意、とアドヴァイスを貰っていたので、かなり厚めに盛り、しっかり固まった後、最初にナイフ、それからヤスリ、んでからペーパーで仕上げていったら、あら、意外ト簡単に出来ちゃった。ヒケ、ト云うかスみたいなんが入ってしまったが、取り急ぎ、概ね良しでしょう。


Powered by FC2 Blog Template Designed by しらか

FC2Ad

まとめ
Copyright © Leap of Faith 出張所 All Rights Reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。